【ライブレポート】14万人動員!過去最大規模「KCON JAPAN」が終了、初のスタジアム開催「M COUNTDOWN」レポ
5月11、12日に韓国カルチャーフェスティバル「KCON JAPAN 2024」のライブイベント「M COUNTDOWN STAGE」が千葉・ZOZOマリンスタジアムにて開催された。 【ライブ写真はこちら】Stray Kidsの楽曲を踊るNiziU(他166枚) ■ 歴代最大規模の「KCON JAPAN」 今年の「KCON JAPAN」は例年から規模を大幅に拡大。幕張メッセでは人気アーティストが多数出演する「SHOWCASE」「KCON STAGE」「MEET & GREET STAGE」「CONNECTING STAGE」「DANCE ALL DAY」といった多様なステージが10日から12日までの3日間にわたって展開され、歴代最多の44組のアーティストが登場した。単独ステージの総数はおよそ100回。来場した観客の数は14万人にのぼった。 11、12日の2日間、ZOZOマリンスタジアムにて行われた「M COUNTDOWN STAGE」は「KCON」の目玉イベントで、今回はスタジアム会場という過去最大規模での実施となった。DAY1公演にはBOYNEXTDOOR、INI、Red Velvet、TWS、ZEROBASEONE、Kep1er、KEY(SHINee)、P1Harmony、NiziU、EPEX、THE NEW SIX、The Wind、チャウヌ(ASTRO)、B.D.U、DAY2公演にはJO1、ジョン・ヨンファ(CNBLUE)、ME:I、NCT WISH、TEMPEST、YENA、xikers、&TEAM、8TURN、ILLIT、テヨン(少女時代)、Hi-Fi Un!corn、IS:SUEが出演した。 ショーを進行するホスト、およびスペシャルMCは各日の出演アーティストが担当。DAY1のホストはチャ・ウヌ、スペシャルMCはBOYNEXTDOORのJAEHYUNとWOONHAK、DAY2のホストはジョン・ヨンファ、スペシャルMCはZEROBASEONEのソン・ハンビンとパク・ゴヌクが務めた。 ■ ILLITがTWICE、JO1が東方神起…今回のカバーステージは 「KCON」の見どころといえば、一夜限りのカバーステージ。K-POPファンならば誰もが知る名曲をカバーする「RE-Meeted STAGE」では、DAY1にKep1erがKARA「ミスター」、今年1月にPLEDIS EntertainmentからSEVENTEEN以来およそ9年ぶりにデビューしたボーイズグループ・TWSがSEVENTEENのデビュー曲「Adore U」を披露し会場を沸かせた。 DAY2では、&TEAMがBTS「Dynamite」、ILLITがTWICE「What is Love?」をカバー。&TEAMが持つスタイリッシュな雰囲気、そしてILLITがまとう愛らしくガーリーなムードは原曲との親和性が高く、ライブ終了後もSNSを中心に多くの話題をさらった。ほかにも、DAY2ではオープニングにてJO1が東方神起の名曲「呪文 -MIROTIC-」、そしてZEROBASEONEのキム・テレが現在流行中の韓国ドラマ「涙の女王」より「More Than Enough」をパフォーマンスするスペシャルステージも行われた。 ■ “夢のステージ”、トロッコも健在 これまでIVEやITZY、aespaといった人気アーティストが参加してきた、アーティストとKCON-ers(KCONファンの呼称)がステージ上でコラボパフォーマンスを披露する「DREAM STAGE」は今回も健在。今回はZEROBASEONEが「MELTING POINT」、ME:Iが「LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~」のステージを、事前オーディションで選ばれた“Dreamer”とともに作り上げた。 ZEROBASEONEやJO1、INI、ME:Iなど、アリーナ区域を周回するトロッコに乗り込みパフォーマンスするグループも多数。トロッコではカラーボールも用意され、少しでも遠くの客席にボールを届けるべく、全身を使って全力でボールを振りかぶるアーティストの姿が多数見られた。中でも、先日東京ドームでのプロ野球戦のファーストピッチにて時速125kmの速球を投げて注目を浴びたJO1の川西拓実は、その肩の強さを存分に生かして誰よりも遠くにボールを投げて来場者の感嘆の声を引き出していた。 ■ SM所属ベテランが飾る貫禄のフィナーレ 今回の「KCON JAPAN」では、初日にRed VelvetとKEY(SHINee)、2日目にNCT WISHとテヨン(少女時代)が登場。SMエンタテインメントの新人からベテランまでの4組がそろい踏みする形で、開催前から注目を浴びていた。 6年ぶりの「KCON」出演となったRed Velvetは、真っ白なチュールをふんだんに用いた、バレエ衣装を連想させる格好で「Chill Kill」「Queendom」「Feel My Rhythm」を優美にパフォーマンス。8月にデビュー10周年を迎える5人は貫禄をまといながらも、Red Velvetらしい気品あるステージで観客を魅了した。KEY、テヨンは長年のキャリアに裏打ちされた確かな実力を遺憾なく発揮し、カリスマ性あふれるステージングでそれぞれの出演日のエンディングを飾った。 公演のラストには花火が盛大に打ち上げられ、“K-POPのお祭り”と呼ぶにふさわしい祝祭感あふれるムードで「M COUNTDOWN STAGE」および「KCON JAPAN 2024」はフィナーレへ。「KCON LA 2024」の7月開催を予告し、公演の幕が閉じた。 「KCON」のYouTube公式アカウントでは、「M COUNTDOWN STAGE」に出演した各アーティストのステージを1分前後にまとめた動画が順次公開されている。 ■ セットリスト □ 「KCON JAPAN 2024 / M COUNTDOWN STAGE(DAY1)」2024年5月11日 ZOZOマリンスタジアム PRE SHOW ・NOWADAYS「OoWee」 ・LIMELIGHT「TA-DA!」 オープニング 01. See The Light / Kep1er TWS 02. BFF 03. plot twist The Wind 04. H! TEEN B.D.U 05. Hold Me RE-Meeted Stage 06. ミスター(原曲:KARA) / Kep1er THE NEW SIX 07. FUEGO 08. MOVE EPEX 09. Youth2Youth 10. Breathe in Love BOYNEXTDOOR 11. So let's go see the stars 12. Earth, Wind & Fire NiziU 13. HEARTRIS 14. SWEET NONFICTION P1Harmony 15. Killin' It 16. Doom Du Doom Kep1er 17. Galileo RE-Meeted Stage 18. Adore U(原曲:SEVENTEEN)/ TWS チャウヌ(ASTRO) 19. STAY 20. Fu*king great time ZEROBASEONE 21. SWEAT 22. ゆらゆら -運命の花- INI 23. LEGIT 24. MORE Red Velvet 25. Chill Kill 26. Queendom 27. Feel My Rhythm KEY(SHINee) 28. Gasoline 29. Hologram DREAM STAGE 30. MELTING POINT / ZEROBASEONE エンディング 31. POPPIA(inst.) □ 「KCON JAPAN 2024 / M COUNTDOWN STAGE(DAY2)」2024年5月12日 ZOZOマリンスタジアム PRE SHOW ・DXMON「SPARK」 ・LUN8「SUPER POWER」 オープニング 01. 呪文 -MIROTIC-(原曲:東方神起)/ JO1 Hi-Fi Un!corn 02. Over the Rainbow IS:SUE 03. CONNECT &TEAM 04. 五月雨(Samidare) 05. Scar to Scar ILLIT 06. Magnetic 07. Lucky Girl Syndrome ME:I 08. Click 09. &ME 8TURN 10. RU-PUM PUM 11. TIC TAC NCT WISH 12. WISH 13. Hands up RE-Meeted Stage 14. Dynamite(原曲:BTS)/ &TEAM xikers 15. We Don't Stop 16. Red Sun TEMPEST 17. LIGHTHOUSE 18. BANG! ジョン・ヨンファ(CNBLUE) 19. Your City 20. You've Fallen for Me RE-Meeted Stage 21. What is Love?(原曲:TWICE)/ ILLIT Special Stage 22. More Than Enough(「涙の女王」OST)/ キム・テレ(ZEROBASEONE) YENA 23. Good Morning 24. DNA DREAM STAGE 25. LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~ / ME:I JO1 26. Love seeker 27. Test Drive テヨン(少女時代) 28. To. X 29. VOICE 30. INVU エンディング 31. POPPIA(inst.)