スロバキア代表DFハンツコ(C)Getty Images

アトレティコ・マドリーは、フェイエノールトに所属するスロバキア代表DFダヴィド・ハンツコの獲得を目指しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 今回、センターバックを2選手獲得する方針のアトレティコ。レアル・ソシエダDFロビン・ル・ノルマンの獲得は秒読み段階に入ったとされているが、このオペレーションを完了した後にはハンツコに照準を合わせるようだ。 現在26歳のハンツコはこれまでに母国スロバキアのジリナ、フィオレンティーナ、スパルタ・プラハでプレーし、2022年からフェイエノールトでプレー。アトレティコのスポーツディレクターを務めるアンドレア・ベルタ氏はイタリア人で、ハンツコがフィオレンティーナに所属していた頃にその存在を記憶しており、そして今季チャンピオンズリーグのグループステージでフェイエノールトと対戦したこともあって獲得候補に挙げられたという。 アトレティコは今季限りで契約が切れるDFマリオ・エルモーソの代役にハンツコを据える考えとのこと。同選手はエルモーソのようなフィード力こそないものの、デュエルに勝てる身体能力、昨季7得点3アシストを記録するなどした得点能力を強みとしている。フェイエノールトは2022年に約800万ユーロの移籍金でハンツコを引き入れ、先には2028年まで契約を延長したが、『マルカ』が接触したアトレティコのこの獲得オペレーションに詳しい人物によれば、移籍金は「十分に支払い可能」な額であるようだ。