川口春奈、日テレオリジナル作品『アンサンブル』で現実主義の弁護士役 SixTONES松村北斗と初共演【プロデューサーコメント全文】
俳優の川口春奈(29)が、2025年1月スタートの日本テレビ系新ドラ10『アンサンブル』(毎週土曜 後10:00~後10:54)で主演を務めることが10日、発表された。完全オリジナルストーリーとなり、SixTONESの松村北斗(29)が共演する。川口は恋愛トラブルを多く扱う人気弁護士で現実主義の小山瀬奈(こやま・せな)、松村は新人弁護士で理想主義の真戸原優(まとはら・ゆう)を演じる。 今作は、國吉咲貴氏、諸橋隼人氏、ニシオカ・ト・ニール氏によるオリジナル脚本作品。河合勇人氏が監督を務める。瀬奈と真戸原が、恋愛トラブル裁判を通して、互いを理解していく様子を描く。 主人公・瀬奈は、「たかなし法律事務所」に属する恋愛トラブルの案件を多く扱う弁護士。自身の過去のトラウマと男女トラブルばかりを目にする日々から「恋愛はコスパ・タイパが悪い」と思っている現実主義者である。キッチリと仕事をこなす真面目で慎重な性格。クライアントに親身に寄り添う手腕が好評で、恋愛トラブル案件ばかりを依頼されるようになった。溜まったストレス発散のため、友人とゴルフなどのスポーツを楽しんでいる。両親の離婚と過去のトラウマから恋愛に夢を見られなくなった。 そんな瀬奈の前に突然現れたのは、新人弁護士・真戸原。「人のためになれる仕事」に意義を見出し、大学卒業後に弁護士を目指し始めた。両親が営むネオ居酒屋を妹と手伝うなど、家族は全員とても仲が良い。明るく実直で包容力があり、自己肯定感が高く、ポジティブな行動派である。理想主義者で、愛や真心を信じすぎるがゆえに、法廷ではトラブルを巻き起こすが、結果的にクライアントのためになることが多い。 正反対の2人が、バディとなり、恋愛トラブル裁判に挑む。裁判を通して互いを理解した2は、次第に近づいていく。しかし、瀬奈の抱えるトラウマや元恋人、それぞれの家族が、2人の恋の邪魔に。明るくてちょっと切ない「リーガルラブストーリー」が展開される。 川口は「さまざまなキャラクターを持つ法律事務所の面々や家族、トラブルを抱えている人たちがたくさん登場し、その人たちとちゃんと向き合って問題を解決しながら、自分自身とも向き合って成長していくようなドラマだと思っています。全く違う魅力を持っている、松村さん演じる真戸原さんとのバディが、どうなっていくのか、そこに少しラブ要素もあったりなど、難しく考えずに見ていただいて、ホッコリしたり、スカッとしたり、笑ってもらえるようなドラマにしたいと思います」と力を込め、「土曜の夜の1時間を楽しんでいただけるように、撮影はこれからですが、頑張りたいと思います」と意気込んだ。 松村は、自身が演じる真戸原について「僕自身も、少し憧れを抱いた人物像」と紹介。「瀬奈とは正反対のキャラクターなのですが、正反対であることを責め合うわけではなく、寄り添う時間がたくさんあるということが、僕の役、川口さんの役の両方が持っている魅力かと思います」とアピールし、「土曜22時という、いろんな年齢層の方々がいる時間にすごくふさわしい作品だと思っているので、身構えずに、すごくラフな気持ちで見始めていただけたら、作品の持つ魅力を素直に楽しんでいただけると思います」と自信をにじませた。 【プロデューサー・後藤庸介氏コメント】 このドラマは「いつか雨が雪に変わること」を信じている2人が、諦めかけていた恋に踏み出してゆくラブストーリーです。 川口春奈さん演じる小山瀬奈と、松村北斗さん演じる真戸原優が落ちる大人の恋に、家族や友人や元恋人たちが、ドラマチックに関わってきます。それは、応援だったり、時には邪魔だったり。エモーショナルな2人の恋の行方を見守っていただけたらうれしいです。 『アンサンブル』には、合唱や合奏という以外に、調和という意味があるそうです。恋愛も、仕事も、生活も、誰かとの調和によって輝く。そんなドラマを作りたく思います。