レクサス20台、全国から 愛好家らエンジョイ倶楽部が三重で「オフ会」
創造建設代表・黒田さんが会長、会員400人 年1回の伊勢志摩ミーティング
トヨタのプレミアムブランド「レクサス」の全国の愛好家でつくる「レクサス・エンジョイ倶楽部(クラブ)」(会長=黒田圭一創造建設・三重防犯システム代表、400人)が19日、愛車を連ねてツーリングする「第3回2024伊勢志摩ミーティング」を開催した。北は新潟県から南は沖縄県まで、普段はSNSで交流する27人が集まり、松阪市内で前夜祭と後夜祭も行い、リアルで親交を深めた。 同倶楽部はSNS(フェイスブック)で知り合ったレクサス愛好家のグループ。一昨年、黒田さん(64)=同市大黒田町=の呼び掛けでグループが発足し、その年の5月に第1回伊勢志摩ミーティングを開催。昨年5月に続いて今回で第3回となった。「僕が松阪ということと、全国から見たらちょうど真ん中で、どこからでも来やすい」(黒田さん)と、年に1回実際に集まる会「オフ会」としての伊勢志摩ミーティングが定着した。 入会審査などを行う同倶楽部運営委員会は会長の黒田さんと副会長2人、幹事8人で構成。会員は現在、ちょうど400人にまで増えた。 今回のツーリングには、新潟、富山、群馬、東京、神奈川、愛知、岐阜、三重、愛媛、沖縄の各都県から計27人、女性も8人参加した。沖縄に愛車は置いてやって来た女性や、夫婦で参加した人もおり、参加車両は20台。5台ずつグループになって隊列を組んだ。 20人が市内の焼き肉店や居酒屋での前夜祭に参加。当日は午前9時15分に黒田さんの知り合いが勤める同市広陽町の工場駐車場に集合。黒田さんが「きょうは海を間近で見れるコースを通ります。五ケ所湾と英虞湾、的矢湾を見ることができると思います。海に見とれて追突しないようにしてくださいね。きょう一日安全運転で楽しみましょう」などとあいさつ。ずらりと並べた車の前で記念撮影を行い、5台ずつ出発。 志摩市磯部町の海辺のカフェで昼食を取り、都リゾート志摩ベイサイドテラスやパールロードの鳥羽展望台で休憩を取り、午後5時半ごろ松阪に帰着。同市愛宕町の料亭と居酒屋での後夜祭には10人が参加し、別れを惜しんだ。 黒田さんは「レクサスの魅力は品質で、日本車のいいところは全部ある」と車愛を語りつつ「うちのいいところは誰も車自慢をするわけじゃなく、車以外の話題を投稿したりするところ」と話していた。