「パズドラ」のガンホー、ディズニー×RPGの新作スマホゲームで欧米圏拡大図る 10月7日正式リリース決定
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは17日、同社が開発する新作スマートフォン向けRPG『ディズニー ピクセルRPG』の正式サービス開始日を10月7日(月)に決定したことを発表した。同時に事前登録者数が60万人を超えたことも明かし、ゲーム内アイテムの特典追加も決定した。 【画像】ディズニー新作ゲームのイメージ&ガンホーの地域ごとの売上内訳(グラフ) 翌月リリース予定となる『ディズニー ピクセルRPG』は、ディズニーの人気キャラクターをドット絵で描き、そのキャラクターたちと共にゲームの世界で冒険を繰り広げるRPG。冒険の舞台は、アクションゲームやボードゲームといったさまざまなゲームの中の世界となる「ゲームワールド」。それぞれには、たくさんのディズニーキャラクターが暮らしており、プレイヤーは彼らの世界で起こっている異変に、頼れる仲間であるミッキーマウスたちと共に立ち向かう。 簡単操作とオート機能を備えたバトルに加えて、アバターの着せ替えや自動探索機能など、バトル以外にも楽しめる要素が多数用意されているという。 現在、事前登録者数は60万人を突破しており、ガチャを回してキャラクターを獲得できる「クリスタル」合計4,500個(ガチャ15回分)と、ミッキーマウスをモチーフにしたアバター衣装のプレゼントが決定している。また、70万人を突破した際には、「クリスタル」3,000個(ガチャ10回分)を追加でプレゼントすることも発表されている。
北米および欧州圏での売上拡大を目指す戦略
今回の新作タイトルのリリースと合わせて注目しておきたいのが、ガンホーのグローバル展開。現在、同社は「パズドラ」を手がける本社と「Ragnarok」シリーズを扱う子会社Gravityがゲーム開発を行っており、海外売上比率は54%に達している。 地域別内訳ではアジア圏が最も大きい市場となっており、昨年には東南アジアでリリースした『Ragnarok Origin』がヒットするなどGravity社の貢献が大きい。また、先日行われた決算発表では、売上の構成比率が低い北米市場での強化を図っていることにも言及しており、それらの一環として今回の『ディズニー ピクセルRPG』の展開が見込まれる。 同作は日本語に加えて英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、韓国語、中国語(繁体字)など多言語対応を予定している。 ■ディズニー ピクセルRPG ジャンル : RPG 対応機種 : iOS 17.0以降 / Android 9.0以降 配信時期 : 2024年内サービス開始予定 価格 : 基本プレイ無料 (ゲーム内課金あり) 運営 : ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 © Disney. Published by GungHo Online Entertainment, Inc.
編集部 経済・社会担当