「背番号7で引退までも考えた」ベガルタへの感謝を胸に チーム得点王中島元彦がセレッソ大阪復帰を決断
ベガルタ仙台は21日、期限付き移籍で加入していたFW中島元彦選手が、所属元のセレッソ大阪に復帰することを発表しました。 中島選手は2022年J1セレッソ大阪から育成型期限付き移籍でベガルタ仙台に加入。正確さとパワーを兼ね備えたキックと勝負強さですぐさまチームの中心になると、移籍期間を延長した2023年からは仙台伝統の「背番号7」を背負いチームに欠かせない存在となりました。 2024年は育成型期限付きから期限付き移籍に移行して仙台に残留。今季は、惜しくもJ1昇格とはならなかったもののチーム最多の13ゴールをあげ、J2優秀選手にも選出されるなど躍進の原動力となりました。 3シーズン以上に渡り期限付き移籍を延長する例が少ない中、地元・セレッソ大阪ではなくベガルタ仙台を選んで戦ってくれた中島選手。クラブを通じ、以下のようにコメントしています。 「セレッソ大阪に復帰することに決めました。期限付き移籍で加入したのにも関わらず、こんなにも愛していただき本当にありがとうございました。日本一のサポーターをJ1に連れて行けなくて本当に悔しい気持ちでいっぱいです。クラブとして大切な「7」を任せてくれたことにも感謝しています。この番号で引退までと、プレーオフ決勝までは考えていましたが、サッカー選手として自分がどこまでいけるのかもう一度チャレンジしようと思います。あの声援が本当に力になりました。 あの応援歌が聞けなくなるのはさみしくなりますが、また聞ける日が来ることを願います。本当に3年間ありがとうございました!」
仙台放送