海外発の都市伝説が日本で初映画化『THIS MAN』不気味なティザービジュアル解禁 主演は出口亜梨沙＆木ノ本嶺浩
海外で話題になった謎の男「This Man」の都市伝説を題材した初めての映画が、日本で製作されることになった。『THIS MAN』のタイトルで今年初夏に公開予定。主演は、本作が映画初主演となる出口亜梨沙と木ノ本嶺浩。奇妙な男の顔が浮かぶ不気味なティザービジュアルが解禁となった。 【画像】出口亜梨沙＆木ノ本嶺浩ほか出演者の写真 2006年頃、夢の中で眉がつながった奇妙な風貌の男と出会ったという女性患者が米ニューヨークの精神科で多発した。彼女らの証言を元にモンタージュ写真を作成し、ネット上に公開したところ、世界各国で夢の中で同じ男を見たという証言が続出。謎の男は「This Man」と呼ばれ、恐れられた。 この世界で最も不可解で不気味な都市伝説を初映画化。世界的に有名なネットミームに日本独自の解釈を加え、なすすべなく人々が死んでいく描写を通して、昨今のコロナ禍の風刺も込めたスリラー映画に仕立てる。 監督・脚本は、医学系研究分野出身という経歴を持つ、『わたしの魔境』（23年）の天野友二朗。映画の舞台は、ある田舎町。連続変死事件が多発し、被害者の共通点として、生前、眉のつながった奇妙な風貌の男を夢の中で見ていたことがわかる。夢の中に出てきた男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れた。そんな中、夫と娘とともに、幸せに暮らしていた八坂華の身近にも危険が迫る。やがて華は究極の選択を突きつけられることになる。 解禁となったティザービジュアルは、薄暗い中にモヤモヤと白い雲のようなものが広がっており、その中から眉のつながった奇妙な風貌の男がこちらを見ている様子がなんとも不気味。「この男、見たら死ぬ」という衝撃的な文字が、さらに恐怖をあおる。 主人公・八坂華を演じる出口は、グラビアで活躍するほか、連続テレビ小説『べっぴんさん』（10年／NHK）などにも出演。華の愛する夫の八坂義男を演じる木ノ本は、『仮面ライダーＷ』（10年／テレビ朝日）や『今際の国のアリス』（22年／Netflix）などドラマ、映画、舞台で幅広く活躍している。 ほかに、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』（23年）など、映画やCM・広告にも多数出演し、『王様のブランチ』（TBS）のリポーターとしても活躍中の鈴木美羽が華の妹・小田玲役で出演。 ラッパーとして音楽活動しながら俳優としても多数の映画、ドラマに出演する般若。芸人・俳優として活躍するアキラ100％と中山功太。さらに、映画『首』（23年）、大河ドラマ『どうする家康』（23年／NHK）など映画、ドラマに引っ張りだこの津田寛治。映画『ベイビーわるきゅーれ2』（23年）、ドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』（23年／TBS）など、数多くの映像、舞台に出演している渡辺哲が脇を固める。 ■出口亜梨沙のコメント 皆さんこんにちは、出口亜梨沙です。 映画『THIS MAN』初の主演、初のスリラー映画ということで2023年の夏、全てをかけて作品に挑ませていただきました。 今回の映像作品では珍しく撮影に入る前に共演者の方と何度も本読みをさせてもらえたのですが、そのおかげで監督とも台本のすり合わせができたり、撮影中も意見を出せたりととてもスムーズな現場でした。 もしかしたら私たちの日常に起きるかもしれない、起こってもおかしくない じわじわと恐怖が襲ってくる感覚を楽しんでもらえればと思いますので皆さんぜひ、劇場へお越しください！そしてSNS等で感想を教えてもらえればエゴサしますので、 そちらもぜひよろしくお願いします！ ■木ノ本嶺浩のコメント 昨夏、「THIS MAN」という得体の知れない"モノ"と向き合っていました。この得体の知れない"モノ"が強敵で掴めず届かずあしらわれる。不安や憤りでモヤモヤと恐怖を感じるなかで家族の大切さや人との繋がりを再確認していく刺激的な撮影の日々でした。 ショッキングな出来事と美しい映像のコントラスト、そこに印象的な音楽が合わさり生まれるグルーブ感。ただ怖いだけじゃない新感覚の物語がそこにありました。是非、その得体の知れない"モノ"を劇場で体験していただきたいです。 ■鈴木美羽のコメント 撮影が終わった今でも、「THIS MAN」の顔が頭から離れない日々を送っています。私が演じた小田玲は頭が良く、世の中に対する小さな不満を逃さない女子高生です。誰しもが共感できるようなせりふにぜひとも注目していただきたいです。玲はお姉ちゃんの華に対しては特に心を開いているので、撮影では会話の中から2人の普段の関係性が垣間見えるよう、丁寧に演じました。映画館を出た後「怖面白かったー！」と思ってもらえたらうれしいです。観たら最後、もう元には戻れません。
