粗品 “笑い一切無し”で音楽に取り組む思い「リスペクトをもって真剣にやっている」新曲『宙ぶらりん』で初歌唱
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。12月7日(木)の放送は、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんがアーティストとしてゲスト出演。バンドプロジェクトを始動し、自身が作詞・作曲した楽曲「宙ぶらりん」を11月22日に配信リリースした粗品さん。パーソナリティのCOCO教頭(CRAZY COCO)が、同曲の感想を伝え、“笑い一切無し”で音楽に取り組む思いを伺いました。
今回は、芸人ではなくアーティストとして登場した粗品さん。芸人として活動するかたわら、2020年にボカロ曲を発表し、2021年には自身のレーベル「soshina」を設立。同年3月に、第1弾楽曲「乱数調整のリバースシンデレラfeat.彩宮すう(CV:竹達彩奈)」をリリースしました。 2023年4月にリリースした楽曲「夕さりのカノン feat. 『ユイカ』」は、アニメ「青のオーケストラ」(NHK Eテレ)のエンディング曲に抜擢。11月22日に、作詞作曲、ボーカルとギターを担当した楽曲「宙ぶらりん」をデジタルリリースしました。
――ボカロPを経て初歌唱曲「宙ぶらりん」リリース
COCO教頭:11月22日にリリースした粗品先生の「宙ぶらりん」、めっちゃかっこいいです! 粗品:えー! 教頭! 嬉しいです! COCO教頭:あの……悪い意味に捉えてほしくないんですけど、結構しゃがれ声じゃないですか。 粗品:しゃがれています。 COCO教頭:でもそれが、アグレッシブな歌詞とめっちゃ合うなと思って。 粗品:わー! 嬉しいー! COCO教頭:(芸人とはまた違う)“新たな人”という感じで。 粗品:新たな人! そうかもしれないですね(笑)。 COCO教頭:粗品先生は、これまでにもボカロPとして楽曲提供もされていますが、「宙ぶらりん」は作詞作曲に加えて、歌唱にギターもされているということで。このタイミングで初歌唱しようと思った理由は? 粗品:もともとやりたかった、というのはもちろんあるんですけど。今まではボーカロイド……初音ミクに歌ってもらったり、声優さんに歌ってもらったりしていたんです。でも、それよりは、もっと自分の言葉で自分の口から表現したいなと思った歌詞、音楽がいっぱいあるなと思って。それを早めにやりたいな、と思って初歌唱しました。 COCO教頭:笑い一切無しじゃないですか。“かっこいい”に振り切っていて……芸人という立場で、思い切ったことをするのって怖くなかったですか? 粗品:そうですね、怖くはなかったかな。音楽もリスペクトをもって真剣にやっている、という自負があったので大丈夫でしたね。 COCO教頭:「宙ぶらりん」をどういう生徒(リスナー)に聴いてもらいたい、とかありますか? 粗品:やっぱ、腹立っている生徒とか。ムカつくことがある生徒に、スカっとしてほしいかな……しんどいと思うから。自分は声が大きくて、しゃがれていて、攻撃的なことを表で言えるタイプなので、代わりに言ってあげているよ、という感覚もあります。 COCO教頭:ぜひ、生徒にもたくさん聴いてほしいと思います! 粗品:お願いします! (TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」12月7日(木)放送より)