カプコンが贈る新たな“神”の物語――アクション×戦略ゲーム『祇:Path of the Goddess』登場
直近で発売されるゲームタイトルから、筆者が「これはチェックしておきたい」と思ったものを紹介する『今週の注目ゲームピックアップ』。大作からインディーまで、幅広く気になるタイトルを取り上げる予定なので、この記事を読んでウィッシュリストやフォローに入れておこう。 【画像】今週発売の『祇:Path of the Goddess』などのスクリーンショット ■『祇:Path of the Goddess』 7月19日、カプコンから『祇:Path of the Goddess』が発売される。対応プラットフォームはPC/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch。 本作は「アクションと戦略を楽しむ1人プレイ専用の神楽戦略活劇」と紹介されており、3Dアクションとタワーディフェンスが融合したような作りになっている。アクションゲームを得意とするカプコンにしては異色の作品となりそうだ。 プレイヤーは剣士「宗(そう)」を操り、穢れを祓う巫女「世代(よしろ)」を守りつつ、鳥居から侵入してくる敵「畏哭(いこく)」を倒すのが目的だ。 ゲームは大きく昼パートと夜パートに分かれており、昼パートでは穢れに囚われた村人を助け、ユニットとして徴用し、好きな職業に就かせることができる。ユニット全体のバランスを考えながら、最適の組織を構築しよう。 夜パートでは、鳥居から異哭が雪崩れ込んでくる。村人を配置し、世代を守りながら、鳥居を封印しよう。 今作のユニークな点は、タワーディフェンスでありながら主人公も攻撃ができるということだ。ピンチになったら持ち前のアクションで切り抜けよう。 また、世代自身を鳥居に向かわせることでゲームクリアとなるので、ゲームが進むにつれてタワーディフェンスの最終防衛ラインがどんどん近付いていくという仕様になっている。これにより、常にヒリヒリした展開が期待できるだろう。 ■『SCHiM - スキム -』 影から影にジャンプするアクションADV『SCHiM - スキム -』が7月18日に発売。対応プラットフォームは、PC/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch。 スキムとは「精霊のようなもの」「目の端に見えるチラチラしたようなもの」というオランダ語の言葉。子どもにしか見えない不思議な存在になり、人々や車の影に飛び込んで、元の場所に戻ることを目的としたミニマルなゲームだ。 スタイライズドされた美しいビジュアルと、抑制の効いた音楽も魅力的である。果たして彼(彼女?)は元の人間の影に帰ることができるのか? ■『Dungeons Of Hinterberg』 オーストリアはアルプスの別天地、ヒンターベルクに突如現れたダンジョンを攻略する3Dアクションアドベンチャー『Dungeons Of Hinterberg』が7月18日に発売。対応プラットフォームはPC/Xbox Series X|S。 本作は風光明媚な観光地にある日突然出現したダンジョン街に、社会人生活に疲れたルイーザが冒険にやってくるというストーリー。 朝から昼にかけてダンジョンを攻略し、夜は地元の人間や冒険者仲間と会話して仲良くなっていく……というゲームだ。3Dゼルダ的なアクション&謎解きに、「ペルソナ」シリーズのコミュニケーション要素が混ざったような作りである。 ルイーザは観光がてらにやってきたダンジョン攻略を通じて、己の人生にどんな決断を下すのか? ぜひともチェックしておきたい一本だ。
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