選挙開票作業のリハ 期日前投票は4万3000人増 三重県
投票データを読み上げながら確認し入力する職員たち=三重県庁(三重テレビ放送)
衆議院選挙の投開票を前に25日、三重県庁で開票速報作業のリハーサルが行われました。 投開票の結果を早く正確に伝えることを目指して行われたもので、三重県選挙管理委員会の職員約30人のほか、県内29市町の選挙管理委員会もそれぞれの場所から参加しました。 三重県庁では、リハーサルの開始と同時に県内各地の選挙管理委員会から、小選挙区の投票結果が記載されたFAXが送られ、参加した職員たちが素早く確認しました。 その後、職員たちは届いた投票のデータを読み上げながら確認し、パソコンにデータを打ち込んでいました。 三重県選挙管理委員会の宮本祐華書記長は「今回の選挙は有権者の関心が高い。早く正確に投開票結果を伝るのが私たちの使命」と話していました。 また、今回の衆議院選挙で24日までに県内で期日前投票を行った人は、23日までの人数から約4万3000人増え、19万718人ということが分かりました。 前回の衆議院選挙の同じ時期に比べ、819人少ない人数です。 また、有権者全体に占める期日前投票の割合は、前回の衆議院選挙の同じ時期と比べて0.43ポイント下回る13.18%となっています。 三重県選挙管理委員会は、期日前投票を行った人数が23日までの人数から大きく増えたことについて、「各家庭に入場券が届き始めた影響が大きいのでは」と話していました。