韓国旅客機炎上、滑走路の構造を捜査…フライトレコーダーはアメリカで分析
【ソウル=小池和樹】韓国の務安国際空港でチェジュ航空機(ボーイング737―800型)が着陸に失敗して179人が死亡した事故で、韓国の警察は2日、空港などを捜索した。聯合ニュースが伝えた。 【動画】チェジュ航空機が壁に激突し炎上した瞬間
旅客機は滑走路近くの航空機を誘導する装置「ローカライザー」を支える土とコンクリートでできた構造物に衝突して大破、炎上しており、警察は滑走路の構造などを捜査して事故原因や過失の有無を調べる。警察はチェジュ航空の事務所なども捜索したという。
韓国の国土交通省は1日、犠牲者179人全員の身元を確認したと発表。また、原因究明の鍵となるフライトレコーダーを米国で分析すると明らかにした。