新入団選手紹介でグラウンドに登場し、タッチを交わすゲラ（左）と下村（撮影・中田匡峻）

　阪神は１０日、巨人とのオープン戦前に甲子園で新入団１２選手の紹介を行った。 　順番に名前を読み上げられてマウンドに整列すると、ドラフト１位・下村や同３位・山田らにスタンドから大きな拍手が送られた。 　日曜日の「伝統の一戦」とあって観衆４万人以上が予想され、試合開始前から内外野のスタンドの多くが埋まっていた。下村は「やっぱり１軍はすごいなと思いました。早くああいうところで投げたいなと思いました」。甲子園がある兵庫県西宮市出身で幼い頃は巨人戦も観戦しており、「早くああいう人たちと対戦したいなと思いました」と気持ちを昂ぶらせた。 　仙台育英時代には夏の甲子園で優勝した経験を持つ山田も「まだプロに入って甲子園で野球をしたことがないので、早く野球ができるように頑張りたいなと思いました」と気持ちを新たにしていた。 　紹介された選手は以下の通り。ともに育成選手のベタンセス、マルティネスは不在だった。 　ドラフト１位・下村海翔投手（青学大） 　同２位・椎葉剛投手（四国ＩＬｐ・徳島） 　同３位・山田脩也内野手（仙台育英） 　同４位・百崎蒼生内野手（東海大熊本星翔） 　同５位・石黒佑弥投手（ＪＲ西日本） 　同６位・津田淳哉投手（大経大） 　育成ドラフト１位・松原快投手（日本海Ｌ・富山） 　同２位・福島圭音外野手（白鷗大） 　ハビー・ゲラ投手（前レイズ） 　漆原大晟投手（前オリックス） 　ホセ・ベタンセス投手 　アンソニー・マルティネス投手