エヴァートンはドログバ2世の獲得を目指す? D・D・フォファナを巡ってチェルシーと交渉中
買取オプション等はなしか
エヴァートンはチェルシーに所属するFWデイビッド・ダトロ・フォファナ(21)の獲得に向けてチェルシーと交渉しているようだ。英『TEAMTALK』が報じている。 コートジボワール代表の同選手は同郷のレジェンドであるディディエ・ドログバの再来とも言われており、2023年冬にノルウェーのモルデからチェルシーに加入。昨シーズンはブンデスリーガのウニオン・ベルリンへレンタル移籍を果たすも、冬にチェルシーに呼び戻され、シーズン後半はバーンリーにレンタル移籍していた。 ウニオン・ベルリンでは公式戦17試合で2ゴール1アシストと苦戦気味だったが、バーンリーで公式戦15試合で4ゴール1アシストを記録。22節のマンチェスター・シティ戦でのアシストや23節のフラム戦での2ゴールなどポテンシャルを感じさせるパフォーマンスもあった。 そんなフォファナをエヴァートンは1シーズンのレンタル移籍で獲得したいと考えており、チェルシーと交渉中のようだ。エヴァートンはニール・モペイの売却を望んでおり、また去就が不透明なドミニク・カルヴァート・ルーウィンの退団に備えて、ストライカーを確保したいと考えており、フォファナに目をつけたという。 チェルシーはフォファナを今夏レンタル移籍させることには前向きのようだが、クラブは同選手を高く評価しており、今シーズンのレンタル移籍に買取オプションや義務をつける可能性は低いとのこと。さらにフォファナ自身もプレミアリーグでさらに経験を積みたいと考えており、エヴァートンへの移籍が成立する可能性もあるようだ。 モペイとカルヴァート・ルーウィンの去就がフォファナ獲得には大きく関わってくるようだが、ドログバ2世とも言われる大器の今夏の去就に注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部