飼育アイガモが鳥インフル、2500羽を殺処分…埼玉・行田市の農場
埼玉県は25日、同県行田市内の農場で飼育されている食肉用アヒル(アイガモ)から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されたと発表した。国内の養鶏場や農場での感染確認は今季11例目で、同県内では初めて。県はこの農場のアヒル約2500羽を殺処分し、半径10キロ・メートル圏内にある農場20か所の鶏など計約15万4000羽の搬出を制限する。
県によると、この農場から24日午前、死んだアヒルが増えているとの通報があり、遺伝子検査で25日に10羽の陽性が判明した。
10羽は千葉県内の農場から12日に入荷されており、埼玉県は、同日に同じ農場から入荷した同県内の農場でも簡易検査を実施する。