ダルビッシュ有の母・郁代さんは「高校の時から登板はハラハラ」…日米200勝導いた「いつも本人に言う」母の金言
◆米大リーグ ブレーブス1―9パドレス(19日・米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク) 【写真】MLBも公式インスタグラムで日米200勝を祝福 パドレス・ダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)、敵地・ブレーブス戦に先発して7回2安打無失点の快投で今季4勝目(1敗)を挙げ、日米通算200勝(日本93勝、米国107勝)を達成した。 * * * ◆ダルビッシュ有の母・郁代さん(65)に聞く(大阪・羽曳野市 観光局で観戦) ―日米通算200勝おめでとうございます。 「ホッとしています。ニュースなどでこのところ言われていて、達成するまでずっと言われるかな、と思っていましたので」 ―7回無失点と素晴らしい投球だった。 「実は最後の7回しか、しっかりと見ていなくて。高校の時から、登板はハラハラしてしまって見ていられない。球場に行っていても投げてる間はコンコースに行っているくらいです。地元の羽曳野市でも30人くらいの簡易的なパブリック・ビューイングを催してくれて招いてもらったんですが、それもなかなか勇気が出なくて。試合中に『もう大差がついているからさすがに大丈夫』と言われ、最後に顔を出させてもらいました」 ―今後も活躍が期待される。 「いつも本人にも言うことですが人生はいいことと悪いことの繰り返し。手術や不振など苦しいことも経験し、節目にたどり着いたことは、周囲のサポートに感謝しかありません。これからも無事にプレーしてくれれば、それ以上望むことなんてありません」
報知新聞社