ジェネリック医薬品があるのに、先発医薬品を希望すると薬価が割り増しになるって本当ですか?
まとめ
先述のとおり、特別の料金は健康保険の対象外ですから、当然、高額療養費も対象外です。ジェネリック医薬品は、新発医薬品と同じ有効成分を使っていますが、有効成分以外の添加剤が異なる場合があります。 そのため「ジェネリック医薬品では心配なので、どうしても新発医薬品を服用したい」という声を聞いたことがあります。そういう方は、ただでさえ高い新発医薬品に、さらに特別の料金が加算されてしまい、医療費の負担がますます高くなってしまいます。 一方、ジェネリック医薬品でも、新発医薬品と同じ添加剤を使用し、新発医薬品と同じ製造工場で作っているものもあります。オーソライズド・ジェネリック医薬品と呼ばれています。お薬に対する不安を解消しつつ、医療費の負担を少しでも抑えるために、薬剤師と相談してみるとよいでしょう。 出典 日本ジェネリック製薬協会 一般の方向け情報 ジェネリック医薬品とは 厚生労働省 後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について 武田テバ薬品株式会社 オーソライズド・ジェネリック(AG)をご存知ですか? 執筆者:大泉稔 株式会社fpANSWER代表取締役
ファイナンシャルフィールド編集部