雨漏りしていた専門学校で天井ボードが落下…屋根材の劣化で雨水浸入、水の重みに耐えられなかったか
熊本市は1日、同市西区の市立総合ビジネス専門学校で天井ボードが落下する事故があったと発表した。屋根の防水材が劣化して雨水が浸入し、水の重みに耐えきれなかったことが原因とみられる。けが人はなかった。 【写真】北九州市立中学校の武道場の天井から落下した石こうボード…別の個所で雨漏りが確認されていた
市教育委員会や学校によると、校舎2階の階段付近の天井材で、石こうボードと吸音板を重ねた縦1・5メートル、横2・4メートル、厚さ2・1センチ。6月28日夕から雨漏りをしており、1日朝に授業の準備をしていた男性職員がボードの落下に気づいた。周囲を立ち入り禁止としたが、授業に影響はないという。