おくすりシート、メガネ、歯ブラシ、羽毛布団など…メーカーが回収して“リサイクル資源”となる10の製品
【4】キッチンスポンジ(スリーエム ジャパン) 食器や調理器具を洗うスポンジは、60%以上の人が1か月以内に交換しており、そのほとんどは廃棄されている。これを回収してプラスチック製品に生まれ変わらせる3Mの「スコッチ・ブライト スポンジ リサイクルプログラム」。カインズなどに回収拠点があるが、個人やグループで2kg以上にまとめれば、無料で回収してもらえる。 【対象】使用済みキッチンスポンジ(メーカー不問)をよく洗って乾燥させたもの。※食べかす、油が染みついたものは対象外 【場所】銀座ロフト、ABCクッキングスタジオ、カインズの対象店舗、個人の場合はテラサイクルジャパンに集荷を依頼する 【5】密閉容器&袋(Ziploc) 旭化成ホームプロダクツでは、『Ziploc RECYCLE PROGRAM』として2020年7月からバッグタイプとコンテナータイプの使用済みジップロック製品の回収を行っている。回収したジップロックを100%使用し、ロゴ入りのビニール傘を制作。東急東横線・田園都市線の駅に傘レンタル「アイカサ」として設置している。回収プログラムはテラサイクルジャパンを通し、誰でも参加可能だ。 【対象】バッグタイプとコンテナータイプのジップロック製品各種。汚れは完全に落とすこと。※他社類似品は対象外 【場所】個人や団体で2kg以上にまとめ、テラサイクルジャパンに回収を依頼(無料) 【6】ステンレス製ボトル(タイガー魔法瓶) タイガー魔法瓶は、使用済みのステンレス製ボトルの回収ボックスを全国のイオンなど400か所以上に設置し、2030年までに使用済みステンレス製ボトルの回収率10%、リサイクル樹脂を使用したステンレス製ボトルの割合50%を目標としている。ステンレス素材が明白なボトルをまとめて回収することで、リサイクル効率を上げ純度の高いステンレス原料が確保できる。 【対象】メーカーや状態にかかわらず、ステンレス製ボトル全般(メーカー不問)。※プラスチックやアルミ製ボトルは対象外 【場所】全国のイオン、イオンスタイル、ハンズ、平和堂など計400か所以上