村井知事「富谷市でも精神科医療施設つくる」県立精神医療センターを名取市での建て替えに方針転換で見解 郡仙台市長は「当事者の話を聞いてほしいとかねてから言ってきた」宮城・4病院再編構想
東北放送
宮城県が進める4病院再編構想をめぐり、県が精神医療センターを富谷市ではなく名取市での建て替えに方針転換したことについて村井知事は28日の県議会で、富谷市にも精神科医療を担う施設を整備する考えを改めて示しました。一方、仙台市の郡市長は名取市での建て替えに理解を示しました。 【写真を見る】村井知事「富谷市でも精神科医療施設つくる」県立精神医療センターを名取市での建て替えに方針転換で見解 郡仙台市長は「当事者の話を聞いてほしいとかねてから言ってきた」宮城・4病院再編構想 村井知事: 「北のほうに精神科の何らかの拠点をサテライトで作らないとは、一言も申し上げていない。富谷市のほうで通院ができるような形の施設を県として責任をもって作りたいと思っている」 これは、28日の県議会一般質問で村井知事が述べたものです。 4病院再編構想のうち名取市にある県立精神医療センターについて、県は当初、仙台市の東北労災病院と併設して富谷市に移転させる計画でしたが、11月21日、名取市内での建て替えに方針転換しました。 村井知事は、東北労災病院については、引き続き富谷市への移転に向け協議を続けていくと述べ、移転が決まった際は、精神科医療を担う施設を整備する考えを改めて示しました。 一方、仙台市の郡市長は28日の会見で県立精神医療センターを名取市で建て替える県の判断に理解を示しました。 郡和子仙台市長: 「とにかく当事者の話を聞いてほしい現場の声を大切にしてもらいたいと、かねてから申し上げてきた。現地での建て替えについては良かったなと思っている」 郡市長は東北労災病院の移転や救急医療への影響などについて、県の説明は未だ不十分だとし引き続き丁寧な対応を求めると強調しました。
東北放送
【関連記事】
- 刺殺された男性の長男と結婚しながら次男とも肉体関係『異常な関係性』の一族を支配する長男の妻 父親殺害を次男に指示した「霊媒師JUN」の正体とは #1
- 母に売春を続けさせた『サヤマ』実は一族を支配する長男の妻が仕掛けた架空の人物 次男の殺すターゲットが『母』から『父』に移った瞬間「犯罪行為の証拠を持って弁護士へ行く」#3
- 『電動ドライバーで足を刺したり大便を食べさせた』殺人や死体損壊・遺棄などで逮捕された男が被害者に暴行を始めたきっかけは「自分の障害をバカにしている」同居する知人男性の首を絞め殺害、遺体をチェーンソーで切断し遺棄するまでの経緯 前編
- ぴろんと伸びた鼻毛「むやみに抜いちゃダメ」医師が指摘する深いワケとは
- 「見えないように5、6人で運んだ」津波から逃れた中学生が直面した苛烈な現実“救えた命、救えなかった命”