「あさりちゃん」「パーマン1号」役の三輪勝恵さんが死去…60年代には「ブーフーウー」で黒柳徹子とも共演
人気アニメ「あさりちゃん」の主人公・あさり役で知られる声優の三輪勝恵(みわ・かつえ)さんが、急性肺塞栓(そくせん)のため6月19日に死去していたことが1日、分かった。80歳。三輪さんが所属する「青二プロダクション」が発表した。遺族の意向により、告別式は家族葬で執り行われた。 所属事務所によると、最後の仕事は今年に行われた「藤子・F・不二雄ミュージアム」(神奈川・川崎市)のシアター用のアフレコ収録だったという。 三輪さんは1960年代から昭和の人気アニメに多く出演。「パーマン」ではパーマン1号、「カリメロ」ではカリメロ役を熱演。親しみやすい声で少年から大人の女性まで幅広く演じた。 また、NHK「おかあさんといっしょ」の初代ぬいぐるみ人形劇「ブーフーウー」(60~67年)では、3兄弟の次男・フーを演じ、長男・ブー(大山のぶ代)、三男・ウー(黒柳徹子)と共演した。
報知新聞社