小林幸子、芸能生活60周年記念祝賀会 ハラミちゃんのピアノ演奏で「おもいで酒」熱唱「60年で今が一番楽しい」
演歌歌手、小林幸子(70)が16日、東京・虎ノ門のオークラ東京で「芸能生活60周年記念祝賀会」を開催し、100人が駆けつけた。 スポットライトを浴びながら「雪椿」の熱唱で華やかに幕開け。「9歳で古賀政男先生に弟子入りし、最初の東京五輪の年にデビューして60年。たくさんの皆さんに支えられて歌ってこられました」と感謝した。 元日に能登半島地震が発生したことから一度は祝賀会を断念したが、大手芸能事務所、ケイダッシュの川村龍夫会長(83)ら支援者に背中を押され、開催を決意した。 60年の間には2012年にNHK紅白歌合戦の出場が途切れるなど試練もあったが、「演歌界では知り合えないネットの人たちと出会い、ボカロ曲を知り、ラスボスと呼ばれるようになった」と笑顔で振り返り、「60年たった今が一番楽しい」と声を弾ませた。 フジテレビの港浩一社長(72)が乾杯の音頭を取り、会場には大相撲・立浪親方(55)、タレントのコロッケ(64)、熊切あさ美(44)、元衆院議員の金子恵美(46)・宮崎謙介(43)夫妻らの姿もあった。 中越地震からの復興を願い、毎年田植えを行っている新潟・長岡市山古志地区の小学児童や、支援している子供食堂の児童たちによる祝歌が贈られると、「みんな練習したんだね」と大感激。 最後に200万枚を売り上げたヒット曲「おもいで酒」をポップスピアニストのハラミちゃん、バイオリニスト、廣津留すみれ(30)の演奏で高らかに歌い上げ、幕を閉じた。 8月1、2日に東京・新橋演舞場で60周年記念公演を行い、さだまさし(72)、純烈らがゲスト出演する。