杉野遥亮(28)が天然すぎて…共演女優に「僕のこと好きにならないで」《ドラマ「マウンテンドクター」で主演》
現在放送中のドラマ「マウンテンドクター」(月22時・フジ系)で主役の山岳医を演じているのが、売り出し中のイケメン俳優の杉野遥(よう)亮(すけ)(28)。 【画像】ドラマ「マウンテンドクター」ではイケメン医師役を演じている杉野遥亮 山岳医という特殊なフィールドを選ぶ主人公だが、杉野本人も少々変わっているようで――。 ◆◆◆
次のスターにという強いプッシュがあり…
10月クールも反町隆史とコンビの刑事ドラマ「オクラ」(火21時・フジ系)で、2クール連続の主演が決まっている杉野。 「2015年にファッション誌『FINEBOYS』のモデルオーディションでグランプリとなって芸能界入り。憧れていた松坂桃李の事務所に入って俳優業をスタートしました。事務所は菅田将暉や中村倫也など人気俳優を多く抱えていて、次のスターにという強いプッシュがあり、最初からいい役をもらえていた」(スポーツ紙記者)
「ピュアな青年、という印象」
21年には木村拓哉主演の「教場Ⅱ」(フジ系)に警察学校の生徒役で出演した。監督の中江功氏が振り返る。 「ピュアな青年、という印象です。剣道の有望選手という役でした。吹き替え(代役)もあるし、経験者の木村さんから『初心者なら、無理してやらなくていいよ』と言われたんですが、熱心に練習に通っていました。最後の昇段試験のシーンでは、吹き替えを使って何カットか撮ったのですが、『全部、自分でやりたかった』と泣いていました」 反面、天然ぶりを発揮した場面も。 「撮影はコロナ禍で、リハーサルまでは皆マスクを着けていたのですが、卒業式のシーンを編集するときに、1人だけマスクを着けている奴がいる! と思ったら彼でした。CGで消しましたが、会ったときに大変だったぞと脅かしたら、『すみませーん』とまた泣きそうな顔をしていました(笑)」(同前)
千葉県出身の杉野は小学校から高校までバスケットボールを続け、出身の佐倉高校は県内でも有数の進学校。文武両道で身長185センチに涼し気なマスクとなれば……。 「小学校時代からバレンタインのチョコの数はものすごく、高校時代には他校でファンクラブができたそうです。理系クラスで漠然と建築士に憧れていたものの、大学受験では理系の学部は全滅して、法政大の社会学部に合格。でも大学生活に物足りなさを感じ、芸能活動を始めると中退しました」(前出・スポーツ紙記者) 来し方と同様、現場でもマイペースぶりを見せることがあるという。 「若手女優が主演のドラマのときに、彼女が座長として現場を盛り上げようとしているのを見て、『そんなの必要っすかね。良い演技して良い作品作るだけでしょ』と言う。たしかにそれも一理あるんだけど、それを口にしちゃうところが……」(事務所関係者)
女優さんも戸惑う“珍事”
杉野自身が座長となった「マウンテンドクター」では、逆に現場を引き締めようとしたのか、こんな“珍事”があったという。 「杉野さんが共演の女優さんを呼び出して、『僕のことを好きにならないでくださいね』と言ってるそうなんです。『仕事だから、そういうの出さないでくださいね』と。言われたのは、1人だけじゃないようで、そんなつもりもなかった女優さんのほうは、『え?』と戸惑っているそうです」(ドラマスタッフ) なかなかの天然ぶりを発揮している杉野。こんなイケメン医師、なかなかいないのは確かだとしても、考えスギノヨウだ。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年9月12日号