10月11日公開決定

　ホアキン・フェニックスが主演を務める「ジョーカー」の最新作「Joker: Folie a Deux（原題）」の邦題が「ジョーカー　フォリ・ア・ドゥ」に決定。10月11日に日本公開されることがわかった。 【画像】前作「ジョーカー」に出演した名優ロバート・デ・ニーロ 　孤独だが心優しかった男が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描いた「ジョーカー」（2019）。第76回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝き、第92回アカデミー賞で最多11部門ノミネート、ホアキン・フェニックスが主演男優賞の栄冠を手に入れた。世界興行収入は1500億円（10億ドル）を突破、日本でも週末動員ランキング4週連続1位 を獲得、興行収入50億円、動員350万人超えを記録した。 　最新作では、主人公のアーサーことジョーカー役をフェニックスが続投し、本作からレディー・ガガが共演する。ガガの役名は発表されていないが、ハーリーン・クインゼル（通称 ハーレイ・クイン）を演じると予想されている。 　タイトルに含まれる「Folie à Deux（フォリ・ア・ドゥ）」とは、フランス語で「二人狂い」を意味し、妄想を持った人物Aと、親密な結びつきのある健常者Bが、あまり外界から影響を受けずに共に過ごすことで、AからBへ、もしくはそれ以上の複数の人々へと妄想が感染、その妄想が共有されることを意味する。本作ではどのようなストーリーが展開されるのか、今は大きな謎に包まれており、壮大な物語への期待が深まるタイトルとなっている。 　あわせてポスタービジュアルが披露され、ジョーカーとしてのピエロメイクを施したアーサー（フェニックス）が、ガガ演じる女性とともにダンスする姿をスポットライトの中に映し出している。 　笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人として細々と生きていた孤独で心優しいアーサーが、ジョーカーへと衝撃の変貌を遂げていく様が描き出された前作。新ビジュアルに浮かぶアーサーは今、どういう状況にあるのか。2人の表情も気になる、意味深なビジュアルになっている。