中山秀征 完全に敗北感じた衝撃コンビ「初めて一緒にやった時ネタ100本あって 俺ら5本」コンビ解散→タレント転身
タレントの中山秀征が28日放送のテレビ朝日「預言者バラエティ アンタウォッチマン」に出演。自身の芸能半生を語った。お笑いコンビで活躍したが、その後、ブレークした第3世代に敗れ去り、テレビタレントに転身していった経過を赤裸々に語った。 当初は歌手志望だった中山は1985年、所属事務所でお笑いコンビ、ABブラザーズを結成。すぐにレギュラー番組を獲得するなど、人気を勝ち得ていく。しかし、1988年ごろに、ウッチャンナンチャンやダウンタウンが台頭。ABブラザーズはランキング形式のネタ番組で対決したが、厳しい現実を突きつけられた。 「先に世に出ていたので、すでにネタをやっていなかった。ネタ作りもしていなかった。焼き直しの古いネタ。そこにウンナン、ダウンタウン、B21スペシャルみたいな新しい風が吹き出していた。最初、ボクらも比較的上位にいるが、放送回を重ねるごとに、下がっていった」と振り返った。 特にショックを受けたのがウンナン。中山は「初めて一緒にやったとき、ネタ100本くらいあるって言ってた。そんなのさ。もうさ。俺らは5本くらいあるネタを焼き直していた」と告白した。 担当マネジャーに「もう1回ネタつくろう」と宣言すると、「中山、負けを認めろ」マネジャーに言われたという。中山は「第3世代の波はみなさんが想像するよりデカイ。全ての時代が変わるような感覚だった」と正直に吐露した。 当時の中山はしかし、マネジャーの指示に「ちょっとホッとした。本来の字文にもう1回、帰るということ。コンビとしては負けたけど、中山秀征として1からやろう」と誓い、テレビタレントとして、復活を遂げていく。