野村克也が語る「メジャーで成功する投手」
「因果関係なし」の医学的調査も……
ダイヤモンドバックスで奮闘する平野/写真=Getty Images
エンゼルス・大谷翔平が、右ヒジの内側側副じん帯を損傷し、故障者リスト入りした。6月末まで安静にし、そこで再度状態を見て、今後の治療方針を決める、とのこと。手術するか否か、現時点では双方の報道を目にする。手術さえ避けられれば、バッターから段階を踏み、今季中の復帰も可能になるという。 利き手の内側側副じん帯損傷といえば、過去にも日本人メジャー・リーガーたちが悩まされてきた。ダルビッシュ有(カブス)、マー君(田中将大=ヤンキース)……。メジャーの選手たちには昔から、指にボールを挟んで投げるスプリット(日本でいうフォーク)は、肩ヒジを痛めるという固定観念があった。いまだアメリカでは、その“固定観念”により、スプリットを投げるピッチャーが非常に少ないようだ。 ところがマー君と大谷は・・・
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週刊ベースボール