吉本芸人・バッテリィズ 「草野球と漫才の“二刀流”」!? 相方も初耳なコンビ名の由来明かす
吉本興業のお笑いコンビ・はるかぜに告ぐ(一色といろ・とんず)がパーソナリティーを務めるラジオ番組に、先輩芸人のバッテリィズが出演し、トークを繰り広げた。 【写真】“後付け”!? なコンビ名の由来について語る、お笑い芸人・バッテリィズ バッテリィズは、大阪市出身のエースと三重県津市出身の寺家(じけ)が2017年に結成したコンビで、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校の36期生。同じ草野球チームでプレーしていたことをきっかけに、コンビを結成した。 同期には、カベポスター、ダブルヒガシ、丸亀じゃんごなどがいる。8.6秒バズーカも同期で、寺家によると「あんなすごいのを(同期で)もう1回は無理やから、『地道に漫才をやるしかない』ってなった」そうで、漫才をしている芸人が多い世代であることを明かした。 コンビ名は、野球の「バッテリー」からきているのだそう。寺家が「ほんまは、『バッテリー』という言葉だけで『2人組』という(意味がある)。意味はない『ズ』をつけることで、『野球も漫才もやろう』という二刀流的なイメージ」と説明すると、初耳だと驚いたのは相方のエース。 詳しく聞いてみると、「『バッテリーだけで2人組やのに』とよく言われるから(考えた)」という後付けの由来であることがわかった。 はるかぜに告ぐとバッテリィズは、ユニットライブなどで共演することも多い。この日も、「深夜2時にLINEでとんずにラジオ関西の場所を確認した」と仲良しぶりを披露した。 草野球をきっかけに結成しただけあって、現在もよく草野球をしているのだそう。「芸人のなかでほんまに野球がうまい人だけを集めてチームを作って、大会に出ている」そうで、なんと、大阪府の決勝にまで進み、結果的に負けてしまったものの、あと2試合勝てば甲子園で試合ができるというところまで進んだという。 エースは、草野球のほかに自転車も好きで、「1時間半まで(の移動距離)はチャリでいい」と話すほどのハマりっぷり。X(旧:Twitter)でも目撃情報があがるほどに大阪市内を駆けまわっているそうで、とんずも遭遇したことがあるのだとか。 番組内のコーナー「ひとこと告がせて~!」にあわせて、バッテリィズの2人に言いたいことを尋ねると、エースからは自転車関連でこんな言葉が飛び出した。 「ハトに告ぐ。もうちょっとだけはよ飛んでくれ~!」(エース) エースいわく、「自転車で近づいたときに(飛び立つのが)遅いから、チャリでひきそうで困っている」とのこと。「(ハトは)歩いて逃げるんですよ。自分の脚力を信じて走りで逃げようとしてるから、『はよ飛んでくれ』と思うね」と切実な思いを訴えた。 続く寺家は、「アホに告ぐ! 台本で読めへん文字があったときとかに、自分よりアホなやつに聞きに行くな~!」と、相方のエースへひと言。 台本に読めない文字があった際、「自分よりもちょっとアホそうなやつを探してそいつに聞きに行って、そいつも読めへんってことを確認して喜んどる」シーンを目撃したそうで、「盛り上がってる場合か」と内心ツッコんでいたことを明かした。 これに対して、エースは「仲間を探してたわけじゃないで」と反論。「ほんまに聞きたかったけど『知らん』と言われて、『あ、じゃあ俺は普通か』となった」というが、結果的に仲間を見つけて安心していたところをみると、寺家の主張もあながち間違いではないのかもしれない。 なお、バッテリィズは、11月6日(水)、よしもと漫才劇場で午後7時30分から行われる『マンゲキメンバーでオーダーを組んでそのまま寄席してみました』に、豪快キャプテン、フースーヤらと出演予定。 ※ラジオ関西『Clip火曜日』より
ラジオ関西