年頃の娘とどう過ごす?“男の役割”から解放された父親芸人の育児論「ほんまに絶望していたときに…」#令和の親 #令和の子
サバンナの八木真澄とレイザーラモンHG。芸人であるふたりの共通点は、2児の父親でもあるということ。サバンナ八木は10歳長男と7歳長女、レイザーラモンHGは16歳長男と13歳長女を育てている。 【写真】レイザーラモンHGの妻は実業家!貴重な家族4人のショット 独創的なクリエイティビティが話題の『未確認生物図鑑』を制作し、ラフォーレ原宿で『未確認生物の世界展』も開催中のふたりに、“父親芸人”としての苦悩や反省を聞いた。
サバンナ八木が息子に言われた「もう遊園地行きたくない」
──おふたりとも2児の父親ですが、お子さんと関わるときに意識していることはありますか? 八木 僕は東京に単身赴任していて、家族は大阪に住んでいるんですが、帰ったときは子供と一緒に楽しむっていうことを心がけています。 ──それは、お子さんから見ても楽しいでしょうね。 八木 ただ、去年息子が「女王蟻がほしい」って言い出したときは困りました。女王蟻って、そうそういるもんじゃないですよ。だから、2週間くらい、公園という公園に通って、グランドの端のほうとかを探し続けて……結果見つかりませんでした。 ──お子さんは悲しんだのではないでしょうか? 八木 それが、僕より先に飽きてしまっていたんですよね(笑)。最終的に「絶対獲りたい!」ってなったのは僕のほうで。 ──もはやそれは八木さんが楽しんでいるのでは? 八木 本当にそうです。あと、子供は僕と一緒で生き物が好きなので、しながわ水族館の年パスを買ったんですけど、僕は「元取らなあかん!」って思っちゃって、何回も行ってます。 ──実際にそういうことは過去にあったのでしょうか? 八木 ひらパー(ひらかたパーク)の年パスも持っているんですけど、2月だけでもう5回も行ってて。 HG 大雨のときも行くんですよね? 八木 行くよ! 待ち時間少ないからお得やん! HG (笑)。 八木 でも、そうやってたくさん行かせているうちに、お化け屋敷を全然怖がらなくなってきて。最近は「もう遊園地行きたくない」って言い出してます(笑)。困りますよね、元取られへんから。僕は、徹底的に自分自身の価値観を押しつけたいタイプなので、まだまだ連れて行きたいです。 ──お子さんに嫌がられない程度にしてくださいね。