新しい年を迎えて本格的な商都復活に向け気持ちを新たにしました。鳥取県米子市では、1月7日に恒例の商工振興祈願祭が行われ、今年1年の商工業の繁栄を祈りました。 米子市の賀茂神社天満宮で行われた商工振興祈願祭には、地元の経済界や米子市などから25人が出席。米子商工会議所の坂口平兵衛会頭ら出席者の代表が玉串をささげて、今年1年間の商工業の繁栄と景気の回復を祈願しました。 コロナ禍が明けて、中心市街地の活性化など本格的な商都復活に向けて力を入れている米子市。今年は、石破政権の地方創生や経済再生の後押しだけでなく大阪・関西万博開催によるインバウンドへの期待。また、去年、島根県松江市のデパートがなくなり商圏が広がったことなどが追い風となっています。 米子商工会議所　坂口平兵衛 会頭 「今年はきっと良い年になると確信を持っています。ぜひ、昔の良き商都の時代に戻すために、やはり商工業の活性化について懸命に努力をしていきたいと思っています」 今年は、ヘビのように脱皮して、力強く再生することが期待される巳（へび）年。米子市の本格的な商都復活に向けたさらなる経済活性化が期待されます。