新作『わんだふるぷりきゅあ!』で史上初・犬のプリキュアが誕生「犬は大切なパートナー」
2月4日からABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットでスタートする、プリキュアシリーズ第21弾『わんだふるぷりきゅあ!』。その詳細が1月7日に発表され、作品史上初の「犬のプリキュア」が登場することが明らかになった。 【写真】犬のプリキュア「キュアワンダフル/犬飼こむぎ」 ■ 動物と人の間に紡がれる深い絆の物語を描く ごく普通の少女がふとしたことをきっかけに伝説の戦士プリキュアに変身して、強大な敵と戦う変身ヒロインアクションアニメ『プリキュア』。2004年からシリーズがスタートし、第21弾のモチーフは「動物」、テーマは「動物も人も、みんな友達になれる!」となっている。 動物と人が仲良く暮らす街・アニマルタウンを舞台に、種族を超えた交流を描く、新たなプリキュアの幕開け。お互いを想いあうことで、人と動物は大切なパートナーや友だちになれる・・・犬と飼い主、猫と飼い主など、動物と人の間に紡がれる深い絆の物語を描くという。 そのなかで登場する犬のプリキュアは、「キュアワンダフル/犬飼こむぎ」(CV:長縄まりあ)。動物をこよなく愛する中学2年生の女の子・いろは(キュアフレンディ)の飼い犬のパピヨンで、プロフィールには「人の姿になって、大好きないろはとおしゃべりができるようになり大はしゃぎ。運動神経バツグン。おさんぽが大好きで好奇心旺盛。くいしんぼう。口癖は、いろはの真似をして『わんだふるー!』。『キュアワンダフル』に変身!」と記されている。 ■「相手を思いやる気持ちの大切さを感じてほしい」 多田香奈子プロデューサー(ABCアニメーション)は、今作のテーマについて「犬や猫、ウサギ、鳥・・・さまざまな動物を我が家へお迎えをすることが一般的になっている今、かくいう私も、犬は大切なパートナーです。私たちに大きな愛情を注いでくれる、かけがえのない動物たち・・・。言葉は通じないけれど、動物と飼い主の間には言葉にできないほどの絆があるのではないでしょうか」とコメント。 そして「今回のプリキュアでは、主人公の犬・こむぎが人間の姿に変化し、人間の言葉で飼い主であるいろはと会話をします。そしてお互いの想いを伝えあい、より絆を深めていきます。しかし、現実世界では、動物と人間は言葉を交わし合うことはできません。でも、言葉を交わせないからこそ、私たちは動物の気持ちをとことんまで考える必要があるのではないでしょうか。(中略)いま一度、『相手を思いやる気持ちの大切さ』をみなさまに感じていただけたらうれしいです」と語った。 髙橋麻樹プロデューサー(東映アニメーション)も、「夢を見ること。あきらめないこと。自身の足で立ち上がる。仲間と分かち合い、仲間を信じ、誰かのために、誰かを想い行動すること。プリキュアの歴史のなかで描かれ、繋いできた想いの力は、姿形が違っていても、たとえ言葉が通じ合わなくても、思いやる心があれば、確かに心に伝わる。そんな『プリキュア』らしい姿を、動物との絆を通して丁寧に描いてまいります」とコメントした。 『わんだふるぷりきゅあ!』の放送は2月4日、朝8時半から。