アラビアンナイトのプリンセスに変身?!鴨川のまるで宮殿なホテル【40代国内旅】
日本でアラビア~ンな気分になれるスポットのご紹介です。 【写真】40代のライフスタイル
【アラビアンアートホテル】
その名の通りアラブと中近東をイメージしたホテル。鴨川の青空に映える白亜の建物とオアシスの宮殿みたいなインテリア、それにお客さんが着ているアラビアンナイトな衣裳が素敵でわりと長いこと憧れていたんです。 しかもホテル紹介に、オーナーがエジプト育ちとあったので、ん!?と思って検索したら母校(カイロ日本人学校)の一年先輩なことが判明。こりゃあ一緒に校歌を歌わねばならぬ、と仮装・変装・扮装好きの友達を誘って行ってきました。
このホテルの素晴らしさは 私がゴチャゴチャ書くよりも、写真が一目瞭然かも。
外国をイメージしたインテリア、ってともすれば「なんちゃって感」が出がちだけどアラビアンアートホテルはそれがない。ほぼオーナーとマダムのDIYってのも凄いのですが、本物が持つ重厚感がひしひしと伝わってくるのです。
実際に家具などは現地で調達しているそうなので“本物”であることは間違いないのですが、外見だけ「アラビア風」をなぞるんじゃなくて、実際にエジプトに暮らした経験と、歴史や宗教、文化の知識に裏打ちされてるから目には見えない厚みが半端ない。
カイロ日本人学校の同級生で、オーナーを知る友達が言っていた「(エジプト生活が長かった)オーナー一家の知見とスキルが詰まった空間だよね」という言葉が、まさにこのホテルの本質を突いてると思った。
オーナーはお父様がカイロのオペラハウスの建設にも携わった建築士で、お母様は画家とのこと。御本人が卓越したセンスの持ち主であることは間違いないんだろうけど、育った環境は争えないんだなぁと美のカケラもない自室を見回して憂ふことよ。 至るところにお母様の作品が飾ってあって、吸い込まれそうになる。アラビアン「アート」ホテルの名前の由来がよくわかりました。
さてさてメインのコスチューム体験に話を進めましょう。 宿泊客限定で提供しているこちらの体験、なんと衣装のストックは約100着。ベリーダンス風あり、王族風あり、色も形もとりどりで選べない。