『アナと雪の女王』が約44年ぶりの快挙 アニメ映画のサントラ売上を更新
大ヒットディズニー映画『アナと雪の女王』のサウンドトラック『アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック』(ウォルト・ディズニー・レコード)も映画同様、快進撃を続けている。5月5日~11日の間に16.6万枚を販売し、累計販売枚数は46.6万枚。アニメ映画サントラとしては、『宇宙戦艦ヤマト』(1978年8月発売)の記録、38.6万枚大きく上回り、歴代1位に躍り出た。 【予告編】姉妹の愛情の深さに心温まる『アナと雪の女王』
『アナ雪』の偉業はそれだけにとどまらない。週間アルバムランキングでも先週に続きV2を達成。映画サントラでの2週連続1位は、2003年6月9日、6月16日付のエミネム主演『8マイル ~ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・モーション・ピクチャー』(2002年10月発売)以来10年11ヵ月ぶりで、アニメ映画としては30年以上前にさかのぼり、1979年8月13日付~10月1日付のLP『交響詩銀河鉄道999』(1979年7月発売)以来34年8ヵ月ぶりとなる。 ■歴代のアニメ映画のサントラ売上げトップ3 ・1位 46.6万枚 アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック(2014年3月12日発売) ・2位 38.6万枚 さらば宇宙戦艦ヤマト(1978年8月1日発売) ・3位 38.2万枚 交響曲銀河鉄道999(1979年7月25日発売) 本サントラは、3月12日に通常版が発売されていたが、5月3日には、松たか子、神田沙也加、ピエール瀧ら日本版ヴォイスキャストが歌う劇中歌9曲を、追加収録したデラックス盤が発売され売上げを伸ばしている。週間売上16.6万枚は、先週の約15.3万枚を上回り、発売以来最高となっている。販売元のエイベックス・エンタテインメント丸山文徳さんは「映画が9週目もNo.1、170億円を突破し、そのアナ雪旋風が今もサントラにきてます。アニメ映画サントラで歴代1位になれたのは楽曲力が支持されてる証かと思います。CDや洋楽が売れないと言われている現在では考えられない驚異的な枚数を連日頂いております」と、かつてないフィーバーぶりに驚きを隠せない様子だった。 ※1970年1月のアルバムランキング発表開始以降の44年5ヵ月間を対象