レノファ、甲府に2発快勝
サッカーJ2レノファ山口はリーグ戦第7節の30日、山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムでヴァンフォーレ甲府と対戦。2―0で勝利し、勝ち点を11に伸ばした。 レノファは先発に復帰したMF池上丈二、河野孝汰、FW若月大和と、今季初先発のMF野寄和哉が躍動。積極的にシュートを放ちゴールを狙うも得点ならず、0―0で試合を折り返した。 後半も攻撃の手を緩めず、敵陣にボールを運んだ。5分に攻め上がったDF平瀬大がペナルティーエリア右でボールを受けると、左足で狙い澄ましたシュートをゴール左上に放ち、ネットを揺らした。 選手交代も効果的に行いながら、主導権を握って試合を進めた。34分には自陣からの長いパスで好機を迎え、河野が放ったシュートのこぼれ球を、交代出場のFW山本駿亮が右足で冷静に押し込んでJ2初ゴールを決めた。試合を通して攻守がかみ合い、2―0の完封勝利。 志垣良監督は「チームの一体感が勝ち点につながっている。次の試合も総力戦で挑みたい」と話した。