平手打ち、暴言…部下4人にパワハラ、自衛隊空尉を20日間の停職処分 沖縄・那覇基地
航空自衛隊那覇基地は28日、部下の隊員4人に暴言や暴行をしたとして、南西航空警戒管制団の50代男性1等空尉を同日から20日間の停職処分にすると発表した。 【動画】沖縄の空にブルーインパルス
同基地によると、1等空尉は2021年10月、部下の男性隊員1人を指導する際、頭部を平手打ちした。 22年8月と23年4月には部下の男性隊員3人に対し、複数回にわたり威圧的な言動で指導した。被害を受けた隊員が所属部隊の上司に相談したことで発覚。1等空尉はパワハラの事実を認め、被害者に謝罪したという。 暴言によるパワハラを受けた3人のうち、1人が依願退職し、1人が休職している。空自は退職や休職とパワハラの因果関係を認めていない。 同基地司令の鈴木繁直空将補は「隊員指導の充実を図り、ハラスメントの絶無に務める」とコメントした。
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