【阪神】岡田彰布監督、大拙攻の“舞台裏”を明かす「点なんか入るわけない」…一問一答
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク2―0阪神(14日・みずほペイペイ) 阪神・岡田彰布監督が、無得点に終わった拙攻の“舞台裏”を明かした。今季10度目の完封負けで交流戦は2年連続負け越しが決定。チームでモイネロに12三振を喫し、再三の好機もあと一本が出なかった。伊藤将も一発に泣いた。1位・広島とは3差に広がった。以下、監督の一問一答。 ―序盤はチャンスをつくったが。 「ミスばっかりや。なあ。ツーアウトからお前、8番、9番でな。安心したんやろな」 ―伊藤将はあそこ(5回)だけだった。 「そこだけやんか。だから言うてるやんか。安心したかなんか、知らんけどな。ツーアウト、ランナーなしから」 ―球自体は。 「そら、見ての通りやろ。ボール自体は、アカンかったら、打たれてるやろ」 ―チャンスをいかせないと流れが。 「それは、自分らで潰してしもうてるわけやからな」 ―上がってきたノイジーも8回の空振りは。 「いや、真っすぐ当たらへんねんもん。そりゃ、しゃーない。真っすぐ当たらへんねんもん。え?そんなもんお前」 ―チャンスで前に飛ばないと。 「そら2―3からランエンドヒットでお前、ストライクきましたで、真っすぐが空振りするんやから。そら、何にもできひんやんか。走らすこともできひんやんそれやったら」 ―ヒットは出る。 「ヒット出ても、走れいうても走らんし、走ったらバッター空振りするし、走ったら勝手に打つし、点なんか入るわけない。もう全然、そら。なんにもないわ、ほんま」 ―地に足がついてないか。 「勝手に打ちよんねんもん、知らんよ、オレも。ベンチでサイン出してもなんにもならへん。ほんま、ず~っとや。走れ言うて、みんな盗塁のサイン出してるんやで、走らんだけやで、おまえ」
報知新聞社