乱戦の衆院東京15区補選!過去の得票数から情勢を分析
まだ情勢調査が出ていない状況ですが、選挙ドットコムでは、現時点での構図と票読みを予想します。 与党側は、乙武洋匡氏が無所属で出馬を表明しました。 乙武氏は、ご自身の出馬会見で、都民ファーストの会の推薦を申請するとのこと。そして、自民党も推薦する方向との報道です。(8日時点未決定) ポイントとなるのは、公明党。推薦を出さず、自主投票の模様。 MC鈴木邦和「乙武さんは、通常の与党候補と違い、ファーストの会が入っているけれど、公明党が一歩引いているみたいな状況になっているということですね」 野党側は、まず酒井 菜摘氏。立憲民主党が公認する見込みです。 そして日本共産党は番組収録後の4月8日、小堤東氏が出馬を取り下げ、酒井氏に一本化することを正式に表明しました。 続いて、元衆院議員で自民党だった秋元司氏も立候補を表明。秋元氏は、柿沢未途氏の前にこの東京15区で衆院議員を務めていましたが、IR(統合型リゾート施設)の事業をめぐる汚職事件で、収賄と証人買収の罪に問われ、現在上告中です。 MC鈴木「現職でいうと、須藤元気さんも」 須藤氏は立憲民主党から参議院議員となりましたが、その後離党。今回は無所属で出馬表明しています。 日本維新の会からは金沢結衣氏。新人ですが、前回も東京15区で立候補されており、維新としては支持をまとめてくるのではないかと思われます。 続いて、参政党の吉川里奈氏。看護師のかたで、当初は東京1区公認が予定されていましたが、東京15区に「国替え」されました。 ネットで話題の日本保守党からは、大学教員の飯山陽さんが立候補を表明、地域で活動されています。 そして4月8日、乙武氏の出馬会見の前に会見されていたのが、つばさの党の根本良輔氏。今回の8人の中でもっとも若い29歳です。
支持率低下の結果、自民党票のベースは約5万票。保守系候補乱立でどうなる?
両MCは、まずは直近の衆院選・参院選の比例票から、各政治勢力の支持基盤のボリュームを整理します。 その上で、現在の状況を踏まえ、今回の補選東京15区での基盤となる票数を読み解いていきます。