人気eスポーツキャスターが“プロゲーマーのセカンドキャリア”を積極支援…講師やゲームバランス調整アドバイザーとしての雇用を促進
フリーキャスターのOooDaさんは、プロゲーマーのセカンドキャリアを支援する活動を積極的に行っていくことを表明。条件に合うプロプレイヤーや、プロプレイヤーの雇用を画策する企業などに呼びかけています。 【画像】応援する側としても安心…!OooDaさんの思いが伝わる投稿全文 ◆元プロのセカンドキャリアを支援 OooDaさんはeスポーツ黎明期にボランティアスタッフとして大会の運営やMCを手掛けたことをきっかけに、現在でも『PUBG MOBILE』や『VALORANT』などの公式キャスターや、東京ゲームショウなどのゲームイベントでのMCとして活躍するゲームキャスターです。 7年前から小規模ながら競技シーンから撤退したプロゲーマーに対し、OooDaさんはゲーム業界やeスポーツ業界で新たなキャリアを築くためのサポートを実施。今後更に積極的に活動していくとしています。 対象となるのは、以下の3つのどれかに当てはまる元プロプレイヤーです。 ・プロチームへの所属経験がある(選手、コーチ問わず) ・現在プロでオフシーズン等お時間がある方 ・大会等で入賞経験や実績がある また、プロゲーマーを講師として雇用したり、テスターとしてゲームの調整に関する意見を求めたりと、ゲーム制作会社/イベント制作会社/学校など、セカンドキャリア支援プログラムに興味がある企業へも興味があれば連絡するように呼びかけています。 ◆プロ活動へ専念できる環境作りを 昨今の日本国内では「DetonatioN FocusMe(DFM)」や「SCARZ」といったプロゲーミングチームが台頭をみせ、国際大会で活躍するなど存在感を発揮しています。しかしその一方で、20代~30代がピークとされるeスポーツのプロは引退した後、新卒として扱われる年齢を過ぎていたり、プロとしての活動が評価されるのが難しい場合があったりと、セカンドキャリアには問題を抱えている場合もあるでしょう。 今回のOooDaさんと同様に、『シャドウバース(Shadowverse)』を手掛けるCygamesは、同タイトルのプロを対象に、引退後の就業サポートするセカンドキャリア支援プログラムを2021年から設けています。 急速に盛り上がりをみせるeスポーツ市場の主役とも言えるプロプレイヤーたちが、安心して活動に専念できる環境作りが着々と進んでいます。
インサイド Okano