熊本市が南区の生活保護受給者に過去5年分で55件の支給ミス 最高額は1世帯約50万円で知識不足や算定ミス
熊本市の生活保護受給者への過去5年分の医療扶助について、55件の支給ミスが発覚した。 【画像】過大支給の最高額は1世帯約50万円に上るという
ケースワーカーの知識不足や算定ミス
熊本市によると、ミスが発覚したのは熊本市南区で生活保護を受けている世帯に適用される『医療扶助負担』。 2024年6月に生活保護受給世帯の収入により毎月変動する、医療費の負担金が支給されておらず、過去5年分約1800件を調査。 その結果、51世帯に計約200万円多く支給し、4世帯に計約8万円少なく支給していた。 ケースワーカーの知識不足や算定ミスが原因で、過大支給の最高額は1世帯約50万円に上ることから、熊本市は該当する世帯には返還を求めるとしている。 (テレビ熊本)
テレビ熊本