天気は周期変化 関東きょう~あす明け方にかけ山地中心に大雪おそれ 3月スタートも関東で降雪か
この先、天気は周期的に変化する見通しだ。3連休最終日のきょう25日(日)から、連休明けのあす26日(月)明け方にかけては関東甲信の内陸や山沿いを中心に雪が降って大雪となるおそれがある。また、29日(木)から3月スタートとなる1日(金)にかけては再び広い範囲で雨が降り、関東は山沿いを中心にまた雪が降って積もる可能性がある。
3連休最終日は冷たい雨や雪
3連休最終日のきょう25日(日)午後は、低気圧が近づく近畿、東日本から北日本を中心に冷たい雨や雪が降る見通し。関東甲信は山沿いを中心に、あす26日(月)明け方ごろにかけて雪が続いて大雪となるおそれがある。関東北部の平地でも雪の積もる所がありそうだ。積雪や路面の凍結による事故、交通機関の乱れやビニールハウスの倒壊などに注意が必要。 なお、東京都心など関東南部の平地上空には寒気が流れ込みにくいため、雪ではなく雨の降る所が多い見通し。夕方以降は、東北や北海道南部で湿った雪が降り出しそうだ。
日差しが届きにくい近畿から北日本にかけては朝からあまり気温が上がらず、真冬の厳しい寒さになる見通し。最高気温は大阪と名古屋は8℃と10℃に届かず、東京都心は5℃までしか上がらない予想。一日を通して寒さ対策を万全にして過ごしたい。 一方、午後は雨の上がる九州や中国地方では前日より気温が高くなりそう。広島は15℃、鹿児島では18℃まで上がる予想だ。
あす~あさって 太平洋側中心に晴れて寒さ和らぐ
この先、天気は周期的に変化する見通し。あす26日(月)日中からあさって27日(火)にかけては西高東低の冬型の気圧配置になりそう。日本海側では雨や雪が降りやすく、太平洋側ではおおむね晴れる所が多い見込み。28日(水)になると大陸から移動してくる高気圧に覆われるため、日本海側でも晴れ間の戻る所が多くなりそうだ。 太平洋側を中心に日差しに押されて気温が上がるため、極端な寒さは和らぐ見込み。ただ、西日本や東日本ではスギ花粉が多く飛散するおそれがある。
再び南岸低気圧が接近 3月スタートは雨や雪
29日(木)になると、再び西からは低気圧が近づき、3月1日(金)にかけて日本の南沿岸付近を通過しそう。そのため広い範囲で雨具の出番になる見通し。 関東は29日(木)夜から、内陸や山沿いを中心に再び雪が降り、3月1日(金)明け方ごろにかけて雪が続いて積もるおそれがある。今の所、東京都心など平野部では雨の所が多い見込みだが、低気圧の発達程度や気温が少し低下するだけで雨が雪に変わる可能性がある。今後も最新の情報に気を付けた方がよさそうだ。 (気象予報士・鈴木悠)