近畿各地厳寒 大阪・生駒山は最低気温が氷点下7.7度に
6日の近畿地方は、朝から厳しい寒さとなった。気象庁によると、大阪府内では生駒山で最低気温が氷点下7.7度、能勢町で氷点下6.6度を観測した。大阪市内でも氷点下1度を観測し、同日午前11時現在も最高気温は3.6度にとどまっている。また、和歌山県高野山で氷点下10.4度を観測し、近畿各地で今季の最低気温を観測したところもあった。 稼動88年の遊具・生駒山上遊園地「飛行塔」防空監視所の過去も
大阪市北区の大阪駅周辺では、同日朝も出勤途中の会社員が白い息を吐きながら通勤する光景が多くみられた。同駅に近いグランフロント大阪の水景施設では氷がはっており、その様子を携帯電話のカメラで撮影する人の姿も多く見られた。 同駅近くで信号待ちをしていた大阪市住之江区の会社員男性(43)は「家から駅までがつらかった。海からくる風があたってすごく寒かったですからね。まだ大阪駅の周りは暖かく感じます」と苦笑していた。 同庁によると、あす7日も冬型の気圧配置が続くため、近畿北部では雪が降り雷を伴う所がある見込み。中部や南部ではおおむね晴れる予報となっている。 近畿2府4県の最低気温は次の通り(6日午前11時現在) ・大阪府生駒山(東大阪市) 氷点下7.7度 ・兵庫県兎和野高原(香美町) 氷点下9度 ・京都府美山(南丹市) 氷点下7.4度 ・滋賀県今津(高島市) 氷点下9.6度 ・和歌山県高野山(高野町) 氷点下10.4度 ・奈良県針(奈良市) 氷点下5.7度