海上自衛隊の掃海艇から出火 1人安否不明 エンジンルームに取り残されたか いまだ鎮火に至らず 船は木造で出火原因は不明
テレビ西日本
10日午前、福岡県宗像市の大島近くの海上で海上自衛隊の掃海艇から火が出ました。 乗組員1人が安否不明となっています。 第七管区海上保安本部などによりますと、10日午前10時前、宗像市の大島沖で「エンジンルームから出火し、1人が取り残されている」と海上自衛隊の掃海艇「うくしま」から無線で連絡がありました。 福岡海上保安部の巡視船などが駆け付け、消火活動を行っていますが、現在も鎮火には至っていません。 当時「うくしま」には38人が乗っていて1人が煙を吸って病院に搬送されたほか、エンジンルームに取り残された1人が安否不明となっています。 掃海艇は海に敷設された機雷を取り除く任務にあたる木造の船で出火の原因は分かっていません。 また、この火災を受け海自トップの斎藤聡海上幕僚長は10日夜、記者会見し、「このまま延焼が続けば沈没の可能性がある」との見方を示しています。
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