物置に放置されていた「ペットボトルの水」。賞味期限が3年前に切れていたのですが、捨てて新しく買い直すべきでしょうか。
備蓄していたペットボトルの水を無駄にしない方法
賞味期限が切れたペットボトルの水を捨ててしまうのはもったいないことです。適切な方法で活用することで、節約につなげるだけでなく、無駄を減らせます。賞味期限が切れた水でも、未開封で保存状態がよければ飲用以外の用途に活用できます。例えば、お茶やコーヒー、スープなど、加熱が必要な料理に使用する方法です。加熱することで衛生面での不安を軽減しつつ、廃棄を防いで資源としての価値を活かせます。また、花や植物への水やりにも利用できるため、廃棄する前に再利用できる方法を考えてみましょう。 なお、ペットボトルの水を無駄にしないためには、ローリングストックという備蓄管理法を取り入れるのもおすすめです。古い備蓄品を使用する代わりに、新しいものを補充する方法です。ローリングストックを習慣化することで常に新しい水を備蓄でき、賞味期限が切れた水を消費できます。また、備蓄の管理がしやすくなるだけでなく、不要な買い直しも防げます。災害時の非常用として備蓄している水を定期的に消費することで、賞味期限切れの水を買い換える頻度が減り、家計への負担を軽減することが可能です。
賞味期限は切れてもすぐに利用できなくなるわけではない
賞味期限切れのペットボトルの水は、未開封の状態で適切に保存していれば再利用が可能です。調理や植物の水やりなどの用途に使用することで、無駄を減らして有効活用できます。また、ローリングストックを実践すれば、備蓄品を効率的に管理し、買い直しの手間や費用も削減できます。水の備蓄は災害時の命綱であるため、正しい管理と活用で家庭の節約と安全を両立させましょう。 出典 農林水産省 防災備蓄用の水は賞味期限が切れたら使用できなくなりますか。 東京都保健医療局 消費期限と賞味期限は、何が違うのでしょうか?【食品安全FAQ】 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部