次世代スターは誰だ! パ・リーグの有望株野手(5)西武編
プロ野球は、球春到来を目前に控えている。春季キャンプでは、2024年シーズンに向けた熾烈な争いが本格化。大きな期待を寄せる若手有望株たちにとっては、絶好のアピールの場いえるだろう。ここでは、ブレイク目前とも評されるパシフィック・リーグの野手を各球団から紹介する。
山村崇嘉(西武)
投打:右投左打 身長/体重:183cm/86kg 生年月日:2002年9月28日 経歴:東海大相模高 ドラフト:2020年ドラフト3位 2023年は開幕スタメンを勝ち取った山村崇嘉。レギュラーを脅かす存在として、2024年シーズンの飛躍が期待されている。 東海大相模高校では1年秋から4番を打ち、高校通算49本塁打を記録。迎えたドラフト会議では、埼玉西武ライオンズから3位指名を受けた。 ルーキーイヤーからファームで85試合に出場。打率.217・出塁率.250と苦しんだが、6本塁打を記録するなど長打力を発揮。翌年には打率.297を記録するなど成長を見せ、着実に経験を積んだ。 そして、2023年はオープン戦から好調を維持。不動の正遊撃手・源田壮亮の故障もあって「7番・遊撃」で開幕スタメンに抜擢された。その後は二軍降格となったが、シーズン終盤に一軍再昇格を果たし、プロ初安打に加えて初本塁打も記録した。 一軍でも持ち前のパワーで能力の一端を示した山村。2024年は外野にも挑戦し、出場機会増を狙う。
ベースボールチャンネル編集部