広島ファンの鈴木福が美しい投球フォームで観客を魅了 始球式でストライク投球 マエケン体操も披露して爆笑誘う
「広島-DeNA」(12日、マツダスタジアム) 俳優で、大のカープファンとしても知られる鈴木福が始球式に登場。名前の「ふく」にちなみ、背番号「29」ホーム用のユニホームを着用し、下は真っ赤なズボン。まずはスタンドの四方に深々と頭を下げると、投球前には突如、マウンド上でマエケン体操を披露。するとスタンドからは爆笑が巻き起こった。 野球経験者とあって、ワインドアップからの美しい投球フォーム。左腕から繰り出された一球は見事に右打者の外角に決まり、スタンドからは一段と大きな拍手が送られた。球速は102キロで、本人は「80点、90点ぐらいですかね。ストライクが決まったので良かったです」と笑った。 カープ戦で始球式を務めるのは、2016年6月18日・オリックス戦以来8年ぶり。同3連戦では鈴木誠也外野手(現カブス)が2試合連続サヨナラ本塁打、3試合連続決勝弾を放ち「神ってる」という言葉が流行する契機になった。 「この真っ赤な景色を見て僕もファンになったので、その舞台に久々に立てたのですごくうれしかしかったです」と語り「いい順位で始球式をさせてもらえてるので、このまま勢いに乗っていっていただけたら」と首位のチームにエールを送った。