【PFAS問題】吉備中央町が11月25日から住民の血液検査実施へ 自治体主体全国初か【岡山】
岡山放送
岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFASが検出された問題で町は住民の血液検査を11月25日から始めると発表しました。自治体主体の血液検査は全国初とみられます。 血液検査の対象は検査を希望した町民など808人です。この問題は2023年吉備中央町の円城浄水場から有機フッ素化合物PFASが国の暫定目標値を超えて検出されたもので、町は円城浄水場の水を飲んだ住民など約2400人に健康調査票を配布し2024年9月末まで血液検査を希望するか尋ねていました。 検査はPFASの血中濃度を調べるもので11月25日から町の福祉センターなどで行われます。町は2025年1月ごろ検査を受けた人に結果を知らせたいとしていて、血中濃度と健康の関係を岡山大学などが詳しく分析する予定です。 自治体が主体となって血液検査を行うのは全国初とみられます。
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