衆議院選挙の期日前投票始まる 準備期間短く投票所入場券発送間に合わず 身分証明書提示で投票可能
沖縄テレビ
10月27日に投開票される衆議院選挙の期日前投票が16日から始まりました。多くの自治体で投票所への入場券の発送が間に合っておらず、県選挙管理委員会は、身分証明書を提示することで投票が可能だと呼びかけています。 山内駿記者: 「超短期決戦の衆議院選挙、那覇市役所ではきょうから期日前投票が始まっています」 このうち那覇市役所では、投票所が開くのを待つ有権者が列を作っていました。 先頭に並んだ男性は、投票開始前の投票箱に何も入っていないことを職員と確認する、いわゆるゼロ票確認を行い投票を済ませました。 ゼロ票確認した男性: 「投票したって変わらないから行かないという人も少なくないみたいですけど、投票した方がいいと思います。民主主義の根幹です」 期日前投票を済ませた男性: 「これから海外に2週間ほど出張に行くので慌てて。忙しくても投票しておきたいなと思って」 今回の衆議院選挙は、急な解散により多くの自治体で準備が間に合わず、那覇市では投票所への入場券の発送が16日に行われました。 沖縄テレビの取材では、15日までに発送が完了したのは、6つの自治体で、少なくとも31市町村で16日までに間に合っていないという事です。 那覇市選挙管理委員会本永亨事務局長: 「通常3週間以上かかる準備機関が2週間ほどしか無くて、入場券が告示後の発送という事で、有権者の皆様関係者の皆様にはご不便おかけした。免許証やマイナンバーカードなどをお持ちになっていただければ、スムーズに投票できる事になっていますので皆さんよろしくお願いします。 県選挙管理委員会によりますと、入場券が届いていなくても身分証明書を提示することで投票が可能だと呼びかけています。 期日前投票は、繰り上げ投票が行われる竹富町を除いて10月26日まで実施されます。
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