【女子ゴルフ】川崎春花、大会コース記録タイの65で首位「やっと試合に集中できている」スイング改善
◇5日 女子ゴルフ ミネベアミツミレディス第2日(札幌市、真駒内CC空沼C) 首位と3打差の8位からスタートした川崎春花(21)=村田製作所=が7バーディー、ノーボギーで大会コース記録タイの65をマーク。通算11アンダーで単独首位に躍り出た。3打差の8アンダー2位に桜井心那(20)=ニトリ、7アンダー3位に河本結(25)=リコー。2年連続優勝を目指す小祝さくら(26)=ニトリ、堀琴音(28)=ダイセル=ら7人が6アンダー4位で続いている。 3週前のニチレイディス最終日に記録して以来の65は大会コースレコードタイ。川崎が調子を上げてきた。 2022年9月の国内メジャー、日本女子プロ選手権で初優勝して、同年10月のマスターズGCレディースで2勝目。昨年は調子を落としていたが、今年は2月の台湾ツアー、TLPGAプレーヤーズ選手権に優勝して「日台両ツアーメジャー制覇」を果たすなど復調している。 「動画を撮影して、よかった時とスイングを比べて、手首を使ってクラブを上げてインサイドに引いていると気づいた。去年から取り組んでようやく改善できてきた」。今はラウンド中にスイングのことを意識せずにプレーできていると言い、「やっと試合に集中できている」と話す。 この日は10番から出て13番から4メートル、2メートル、4メートル、2メートルを決めて4連続バーディーを奪取。後半も3つスコアを伸ばした。「パーオン率が高かった。15回乗ってあと3回もカラーと花道。ストレスなくパーセーブできたし」。3週前からのクロスハンドグリップでのパッティングもしっくりきている。 「このコース、グリーンが小さいから好きです。だって、ロングパットが残らないもん」と笑う川崎。チャンス到来だ。
中日スポーツ