EUROで躍進のオーストリア代表。指揮官の過去にFWヴァイマンは「今は監督よりもマンチェスター・Uの方が悪く見える」
オーストリア代表FWアンドレアス・ヴァイマンは、EURO2024で母国をラウンド16に導いたラルフ・ラングニック監督がマンチェスター・ユナイテッドで無惨な時期を過ごしたことを擁護した。 ラングニック監督は、2021年12月にロコモティフ・モスクワとの契約を解除してマンチェスター・Uの暫定監督に就任。契約終了後はコンサルタントに就任することも同時に発表されていた。しかし、29試合でわずか11勝しかできずに契約は終了。コンサルタントの兼任するという話も最終的には無くなり、オーストリアの監督に就任することになった。 マンチェスター・Uではあまりいい思い出が残らなかったラングニック監督だが、今回のEUROではフランスやオランダといった強豪国を抑え、グループDを首位通過。その成績が称賛を浴びることになった。ブリストル・シティに所属するヴァイマンは、昨季のプレミアリーグを8位で終えたマンチェスター・Uよりも、ラングニック監督の方がはるかに良い状況にあることを示していると自身の見解を語った。 「マンチェスターでは、監督にとってはそれほどうまくいかなかった。でも、今は監督よりもマンチェスター・Uの方が悪く見えていると思う。だから、イングランドでも彼を評価する人がすごく増えているんだ」 ヴァイマンはマンチェスター・Uへの皮肉を口にした後、EUROで質素な戦いが批判を浴びているイングランド代表に対しての思いを口にしている。 「彼ら(イングランドのメディア)はイングランドの結果しか気にしていない。彼らはイングランドのプレーに満足していないんだ。だから、(勝ち進んで)準決勝で僕らと対戦できるのは、彼らがうまくやったときだけだと喜んでいるんだよ」