元SKE48の北野瑠華「みんなはバカにすると思うけど…」“逆襲”誓う芸能人生第2幕 「どこまでできるか」初写真集で見せた覚悟
元SKE48の北野瑠華(25)が大ブレークを目指している。6月にグループを卒業すると9月に初写真集「触れて、みる?」(白夜書房)を発売し、一糸まとわぬ姿のカットはSNSでも話題となり重版も決定。「どこまで自分ができるのか」と撮影前には決意し、不安と期待の入り交じった卒業後の一歩を力強く踏み出した。 【写真】限界に挑戦!重版決定写真集で見せた衝撃のショットも 元アイドルらしいあどけない表情が印象的だが、出てくる言葉は写真集のカット同様に大胆だった。「私はSKE48時代には人気がなかったので写真集は出せなかった。どんどん売り上げて運営にSKE48時代に出しとけばよかったって思われるように頑張りたい」。並々ならぬ決意が込められた一冊は重版も決定した。 自身も認めるようにSKE48時代にはセンターを務めるようなメンバーではなかった。岐阜県出身で地元に関わる仕事は中心となってやってきた自負はあったが、いざ岐阜関連の楽曲ができあがれば北野の立ち位置は後方だった。「私が中心でやっていたお仕事の楽曲なのにポジションが後ろの方で。悔しかった」と当時の心境を明かし、「その時だけは運営とぶつかりましたね」と気持ちの強い一面ものぞかせた。 今やAKB48グループ出身のタレントはあり余るほど輩出されている状況。全員が思うような仕事ができているわけではなく、北野も「1人になったことでやっぱり先が見えない。不安はあった」と打ち明けた。それでも、「楽しみの方が強い」と芸能界に残る道を選択。「中学1年生からずっとアイドルしかやっていなかった。もう普通の仕事はできない。やるなら最後まで絶対続けよう」と芸能界で生き抜く覚悟を決めた。 約12年間在籍したSKE48での活動には「やっぱり向いてなかったのかも」と振り返りつつ、「でも一つの青春を過ごした。卒業した今、すごくさみしい。離れてみてSKE48にいられたありがたみを感じている。12年間は本当に私の人生の中でかけがえのないもの。この性格なのでいろいろ言っちゃってますが運営スタッフの皆さんにはすごく感謝しています」と発言している。 現在は役者として舞台を中心に活動している。「昔から大好きな『あぶない刑事』に出たい。(今年公開された)最新作も初日に見に行かせていただきました。いつか柴田恭兵さんと舘ひろしさんに挟まれて、お二人と走ったり、バイクに乗ったりしたい。夢は大きく」と映像作品への出演も熱望。「アイドル時代は全然知られていなかったので、みんなはバカにすると思うけど、1人の北野瑠華として名を残せるように活躍したい」。“逆襲”を期する芸能人生の第2幕は始まったばかりだ。 ◆北野瑠華(きたの・るか)1999年5月25日生まれ。岐阜県出身。12年にSKE48に6期生として加入。24年6月30日をもって卒業。19年シーズンから卒業までJ3FC岐阜応援隊初代応援隊長を務めていた。10月23日~27日には「NOVA.companyプロデュース『八獄ノ狗尾』-ハチゴクノエノコロ-」に出演予定。血液型A。身長158センチ。