シンディ・ローパー、マドンナと友達になりたかった
シンディ・ローパーは、同時期にスターダムをのし上がったマドンナから好かれていたとは思わないという。『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン』が世界的な大ヒットとなったシンディは、1983年に同じくデビューアルバムをリリースしたマドンナと駆け出しの頃によく対抗させられていたことを振り返り、「一人にしか居場所がないなんて、悲しくない? それが嫌だった」とE!ニュースで語っている。 人々にお互いの競争相手として見られていたというシンディは、マドンナにどう思っていたか話したことがあるかと尋ねられ、「ない。彼女が私のことをそんなに好きだとは思わなかったし」と答え、そんなことをしても何も変わらなかっただろうと示唆した。 また、ファッションに関してもライバル関係を念頭に置いていたそうで、1980年代半ばの髪型について、「マドンナは金髪だったから、私はちょっと黒い部分を作ってみんなが私たち2人の違いを分かるようにしたわ」と話し、マドンナの真似をしていると思われないようにしたという。 一方シンディは、2人が友人でいられたら良かったと明かしており、「残念だったわ。友達が欲しかったけど」と、どちらかの選択を迫られる「リンゴとオレンジのようだった」と続けた。 そんなシンディは先日、北米を遠征する最後のツアーを発表。「あと2、3年で自分が望むようなパフォーマンスができるとは思えない。丈夫でいたい。歌手である以上、アスリートでなければならないの。ふざけてられない。20歳の時ならいい。でも年を重ねてからはダメね」と、ツアーの準備のためにヨガやウェイトトレーニングに加え、健康的な食事、フィジカル・セラピー、週4日のヴォーカル・コーチングなど、懸命に取り組んできたと語った。