障害のある人の親が不安を抱える、いわゆる親亡き後問題の解決を目指して、大分県別府市の社会福祉法人が重度障害者を受け入れるグループホームを建設することになりました。 【写真を見る】重度障害者のグループホーム建設へ　資材高騰受けてチャリティーイベントで資金調達　大分 別府市役所で社会福祉法人「たけのこ」が15日、会見を開き、グループホームの建設計画を発表しました。 計画ではグループホームは今年8月、別府市扇山に着工し、重度障害者が暮らす個室7部屋と、ショートステイ2部屋を整備します。 障害者の家族が抱える「親亡き後問題」を解消するため、利用者一人ひとりに相談専門員を配置。就労支援施設とも連携し、社会と接する機会や自由に選択できる生活を確保します。 一方で資材高騰により、およそ1900万円の資金調達が必要で、社会福祉法人「たけのこ」は6月8日に別府市公会堂でチャリティーイベントを開催します。